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令和7年12月8日発行 第3579号 掲載

中山間地向けコンバインを発売/ヤンマーアグリ

 ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーアグリ(株)(所司ケマル社長・岡山県岡山市中区江並428)は、作業性・安全性を高めたコンバイン「YH2A/3A」シリーズ6機種を、2026年1月1日に発売する。主に中山間地農家向けに提案し、作業能率の向上と持続的な農業の実現に貢献する。
 農地の大規模化や担い手の集約が進む一方で、中山間地域は全国の耕地面積の約4割、農業産出額の約4割を占めるなど、日本の農業を支える重要な存在。こうした、中山間地特有の圃場や傾斜地で効率的に作業できる2条・3条刈コンバインのニーズに応えるため、基本性能と使いやすさを両立し、さらに作業性や安全性にこだわったコンバイン「YH2A/3A」シリーズを主に中山間地農家向けに提案し、作業能率の向上と持続的な農業の実現に貢献する。
 同機では、フィードチェーンへの巻き込まれ事故を防ぐ「手こぎ安全装置」を搭載し、安全性が向上した。また、小型機ながら籾の排出作業を効率化するオーガシュータを搭載することで作業性が大幅に向上した。
 〈商品概要〉
 ▽商品名=コンバインYH214A/YH217A/YH220A/YH320A/YH223A/YH323A▽発売日=2026年1月1日▽メーカー希望小売価格=268万4000円~534万6000円(税込み)
 〈主な特徴〉
 (1)充実した基本性能による高能率作業(YH223A/323A)=「こぎ胴」+「送塵口処理胴」のロングこぎ胴で大量の籾を能率よく脱穀。さらに「あざやかロータ」が籾から枝梗をしっかり取り除き、籾が揺動板全体に均平に拡散することで、よりきれいな選別が行える。
 (2)作業時の快適性の向上=「YH217A/220A/320A」のウイングハンドル仕様は、新たにオーガシュータを搭載。運転席から排出口先端の向きをスイッチで前後方向に調節し、コンテナやトラックに均一に排出することができる(「YH223A/323A」は旧モデルより搭載済み)。
 (3)セーフティ機能による安全性とメンテナンス性を向上=手こぎ安全装置は両手操作方式を新たに採用。手こぎレバーと手こぎスイッチを同時に押している間だけフィードチェーンが駆動するため、作業時の巻き込まれ事故を未然に防止する。また、収穫作業前に機体各部への注油が簡単に行える集中注油装置や、作業中のトラブルに素早く対応できるマルチオープン機構など、日々のメンテナンス性を追求した機能により、機械トラブルの予防につながる。
 〈仕様〉▽名称=ヤンマーコンバイン▽販売型式名=YH323A▽区分=XJ▽機体寸法=全長3420(カッター付き)×全幅1670×全高1995ミリ▽機体質量=1505キロ(カッター付き)▽エンジン=3TNV76―U1C▽種類=水冷4サイクル3気筒立形ディーゼル▽総排気量=1・115リットル▽出力/回転数=16・9キロワット(23PS)/2600rpm▽燃料タンク容量=24リットル▽始動方法=セルスタータ方式▽クローラ=幅400×接地長1220ミリ▽中心距離=890ミリ▽平均接地圧=15・1kPa▽変速方式=HST無段変速(FDS)▽変速段数=前後進無段×副変速3段▽走行速度=前進低速0~0・42、標準0~0・77、走行0~1・80メートル/秒、後進低速0~0・40、標準0~0・73、走行0~1・71メートル/秒▽刈取条数=3▽デバイダ先端間隔=1150~1200ミリ▽刃幅=1125ミリ▽刈高さ範囲=50~150ミリ▽こぎ深さ調節方式=電動モーター式▽脱穀方式=下こぎ軸流式▽こぎ胴(径×幅)、回転数=400×460ミリ、540rpm▽処理胴(径×幅)、回転速度=100×485ミリ、1990rpm▽穀粒処理部=グレンタンク・オーガ排出方式▽タンク容量=640リットル(約13袋)▽排わら処理装置(オプション)=ディスクカッター(結束機・タッター、集束装置・拡散装置

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