日農工 作業機部会:水田関連が堅調推移/特集 持続可能な農業に重要な土作り関連機器

【作業機部会(久松朋水部会長)】
はじめに、当部会では主要5機種について四半期ごとの統計調査を実施しています。この5機種の1~9月の統計では全体で、対前年比116%で推移しております。
機種別では、ロータリは116%、水田用ハローは119%、畦塗機は112%、ブロードキャスタは120%、雑草・草刈機は112%と、全ての機種で対前年比増で推移しております。
本年の市場動向について報告いたします。
水田関連機械では、米価高騰の影響を受け堅調に推移しております。ハロー、畦塗機、肥料散布機の需要が増加しており、中・大型クラスの販売が伸長しております。乾田直播等の省力化技術への関心も高まっております。
畑作関連機械では、一部地域では天候不順による作柄不良の影響が見られるものの、省力化・効率化を目的とした大型クラスの製品需要は堅調に推移しております。
畜産・飼料用関連機械では、肥料散布機の需要は堅調に推移している一方、飼料や資材の価格高騰により購買意欲が低下し、補助事業申請や自己資金による導入を控える傾向が続いており、全体としては減少傾向です。 作業機全体としましては、農業人口の減少に伴い小型クラスの需要は減少傾向にありますが、大規模農家向けの大型クラスは、米価高騰の影響もあり、水田関連機械や肥料散布機、草刈機を中心に堅調に推移しております。以上のことから、本年の需要見通しは対前年比106%といたしました。
次に、来年の需要見通しについて報告します。 米価の動向に注視が必要ですが、水田関連機械や草刈機関連の需要は引き続き堅調に推移すると見ております。全体としては、小型クラスの需要は減少傾向にある一方、省力化につながる大型クラスは堅調に推移すると考えております。
以上のことから、来年の需要見通しは対前年比108%といたしました。









