日農工 田植機部会:実販で112%見込み/特集 持続可能な農業に重要な土作り関連機器

【田植機部会(石本徳秋部会長)】
はじめに、直近の動向ですが、10月までは実販統計で対前年比120%で推移しております。いわゆる「令和のコメ騒動」とも言われる供給不足等による米価上昇を背景に、好調に推移しております。
このような中、本年の需要見通しです。
(1)米価上昇や価格改定前の駆け込み需要等の要因により、稲作農家の田植機の購買意欲は非常に高まっております。
(2)特に、6条以上のクラスについては、スマート農業への関心の高まりも重なり、大きく伸びております。
(3)また、4条、5条クラスも、個人農家の高齢化、後継者不足による離農等の要因により市場は縮小傾向にありますが、落ち込みに歯止めがかかりプラスで推移しております。
以上のような状況から、今年の需要見通しは、実販台数ベースで、対前年比112%といたしました。
次に、来年の需要見通しです。
(1)今後の米価の動向や農業政策に注視が必要ですが、大型クラスにおいては、直進維持機能や可変施肥機能を搭載した田植機やロボット田植機の導入がさらに進んでいくと見込んでおります。 (2)また、みどりの食料システム戦略による環境負荷低減に対応した田植機への関心の高まりに期待が持てます。
(3)しかしながら、小型クラスを中心に、高齢化、離農等による市場の縮小傾向や価格改定前の駆け込み需要の反動減が予想されます。
(4)さらに、直播関連機器の動向には注視が必要です。
以上のような状況から、来年の需要見通しは、実販台数ベースで対前年比94%といたしました。









