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令和7年12月1日発行 第3578号 掲載

アムザス:イノシシの侵入100%阻止/九州特集

 アムザス(株)(大戸留美社長・鹿児島県出水郡長島町城川内865)は、社内事業部であるイノシシ被害対策研究所から、イノシシ侵入防止柵「イノシシガード」シリーズを販売している。
 ここ数年、農作物の獣害被害は150~160億円で、そのうちイノシシの被害額は35億円程度で横ばい傾向が続く。そのような中、イノシシの被害実績がある同社のジャガイモ畑で長年にわたる実証研究の末、2021年に「非完全固定」タイプの侵入防止柵イノシシガードシリーズを考案し、特許を取得。その後、さらに研究開発を進め、2年後の23年12月に製品化・量産化に成功した。 初期量産モデルは鹿児島県農業開発総合センターのミカン畑へ設置されたのち、23年9月に鹿児島市の建築資材会社の敷地内の法面を掘り起こす迷惑イノシシの侵入防止柵として設置され、両現場でのこれまでの侵入阻止率は100%を誇る。 シリーズは、出入口・傾斜・段差部用の「クルっとイノシシガード」と囲い部・平面部の「スポっとイノシシガード」の2タイプがある。
 クルっとイノシシガードは、2メートル×85センチのワイヤーメッシュ3枚を組み合わせた正三角柱型のワイヤーユニットとその支柱からなり、回転する三角柱型ユニットの上下及び回転の稼働によって、イノシシの破壊力を逃がし、従来柵の課題だった破壊による侵入を防ぐ。イノシシが圃場へ侵入しようとユニットを鼻で持ち上げようとしても、鼻を離すとユニットは重力で落下して元に戻る。イノシシがユニットを前方向に回転させると、120度回転して次の面が現れイノシシの侵入を防ぐ。ユニット自体に奥行きがあるため、イノシシの潜り抜けも防止する。ユニットと支柱との連結を解除すれば、容易に撤去でき、人や機械の圃場への出入りにも支障が生じない。
 スポっとイノシシガードは、2メートル幅の底面部と斜面部を組み合わせた稼働するユニットと支柱からなる。イノシシが斜面部を鼻で持ち上げようとすると支柱に沿ってユニットの底面部も一緒に持ち上がり、イノシシの前足がユニットに引っ掛かる。イノシシは運動の自由を奪われ侵入することができなくなる。底面部に奥行きがあり、イノシシの潜り抜けも防止する。
 価格は、クルっとイノシシガードが1ユニット6930円(税込み・以下同)。レンタルは1ユニット1カ月495円(10ユニット単位1100円の契約料)。スポっとイノシシガードは1ユニット4400円。レンタルは330円(10ユニット単位1100円の契約料)。
 アムザスのYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@Amzas―qq1z)で製品動画が閲覧できる。
 問い合わせは同社(メール=info@amzas.jp)まで。

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