リニューアル記念式典開催/松山記念館

松山(株)(松山信久社長・長野県上田市塩川5155)の創業者である松山原造氏は、今年生誕150年を迎えた。同社の松山記念館(松山久理事長)は、本年1月にリニューアル工事に着手し、原造氏の誕生日である11月21日にリニューアルオープンの記念式典を行った。
同記念館は昭和52年、丸子町農協より米穀倉庫を譲り受け、資料収集を開始し、昭和60年に松山記念館として開設した。平成3年に財団法人松山記念館の設立が許可され、翌年には博物館法により登録博物館に認定された。また、平成25年1月に、公益財団法人松山記念館として登記された。
昭和60年に開館してから今年で40年となり、施設老朽化や展示の刷新をするためにリニューアルを実施した。第一展示室と事務所棟は新築とし、第二、第三展示室は内装の改修を行った。
記念式典には来賓として丸子地域自治センター産業観光課の茅野俊幸課長が出席し、その他関係者が集まって行われた。
式典の冒頭、上田市の土屋陽一市長からの祝電が読み上げられた。その後、松山理事長は「松山原造生誕150年目に当たる本日に、リニューアルオープン記念式典を開催できることに感無量です。日常に目を向けると、新米が高すぎる、米離れが進んでいるなど、農業・食料が改めて問い直されています。そもそも農業とは、土地の力を利用しての食料の供給に留まらず、環境の保全、地域の活性化、ひいては身土不二、地産地消など、多様な役割を担っています。当記念館を通して、農業を身近に感じていただき、農業の大切さとその未来について考える場になることを願います」と挨拶した。
続いて、設計と展示を担当した田中麻実也氏が建物について「リニューアル全体を通して大事にしたことは、これまでの100年とこれからの100年をどのようにつなげていくかを考え、調和するようにデザインした。また、展示室であるホールをイベント、会議、近隣の方々が集まることのできる広がりのあるスペースにした。これまでの100年の博物的な歴史を引き継ぎつつ、これからの100年に向けて皆さんにどう使っていただくかを考えて設計した」と説明した。
その後、田中壽子学芸員が、記念館を案内し展示品の説明を行った。
松山記念館の概要は次の通り。
▽住所=長野県上田市塩川2874の1
▽TEL/FAX=0268・35・3650
▽開館時間=午前10時~午後4時
▽休館日=土、日曜日・国民の祝日・盆休(8月13~16日)・年末年始(12月29~1月5日)
▽入館料=無料









