アグリビジネス創出フェア盛況/農林水産省

農林水産省は11月26~28の3日間、都内有明の東京ビッグサイトで「アグリビジネス創出フェア2025」を開催した。全国のスマート農業技術メーカーやスタートアップ企業など計145機関が出展し、それぞれのブースで最先端の製品・サービスや研究内容を紹介した。
開会式では主催者を代表して農林水産大臣政務官の山本啓介氏が挨拶に立ち、「スマート技術をさらに推進し、活用することで付加価値を見出し、稼げる農林水産業をつくり上げていきたい。このフェアで生まれる出会いが新しい事業に結びつき、農業の未来を耕す力になることを期待したい」と意気込んだ。この後、テープカットで華々しく開幕した。
フェアのテーマは「スマート・スタートアップ 先端技術で未来を拓く農林水産イノベーション」。会場内には、農業用ドローンや収穫ロボット、除草ロボット、獣害対策装置など、これからの農業を担う最新技術がずらりと並び来場者の関心を集めた。
井関農機(株)は今年3月に発売した自動抑草ロボット「アイガモロボ2」を展示し、次世代の雑草対策を提案した。
(株)ササキコーポレーションは電動リモコン作業機「smamo(スマモ)」を展示。同機は走行ユニットにアタッチメントを取り付けることで草刈りや荷物の運搬などの様々な作業を実現する。
(株)誠和は教育事業「教育プラザ」をアピール。自社農場での高収量栽培・データ活用経験に基づき、現場で使える技術の教育を実施している。
(株)城南製作所は自動追従運搬車「Folloone(フォローン)」をPR。収穫作業の身体的負荷の軽減や労働時間の削減に役立つことを紹介した。
会期中は連日、スマート農業など最新技術に関する基調講演やセミナーを開催。▽スマート農業技術開発▽フードロス削減▽J―クレジット制度の活用事例▽カーボンニュートラル―といった、様々なテーマについて有識者が講演し、多くの来場者が熱心に耳を傾けた。
同フェアは農林水産・食品分野などの最新の研究成果をわかりやすく紹介し、出展者と来場者のマッチングを促すことを目的として2004年から毎年開催されている。今年で22回目。









