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令和7年11月24日発行 第3577号 掲載

青森農機協の取り組み:農作業安全に力/青森県特集

 青森県農業機械協会(外川輝和会長)は、農作業安全の取り組みに力を入れている。県の受託事業として取り組んでいる農作業安全研修会を県内各地で開催。使用頻度が高いトラクタやスピードスプレヤー(SS)などの農業機械の取り扱い・点検・メンテナンス方法をおさらい。座学の他、実機を並べてメーカー担当者が丁寧に解説する。
 青森県の統計によると、2024年の農作業事故発生件数は16件、そのうち死亡者は7人。今年は8月末時点で16件の事故が発生し、6人が死亡している。
 日本一のリンゴの産地である青森県では、リンゴ関連の農機具による事故が多いという。たとえば、SSでの作業中に木の枝に引っかかって怪我をしたり、高所作業車や脚立からバランスを崩して転落したりするケースがある。
 ▽シートベルトを着用する▽運転前に前後左右を確認する―といった基本的なことを守っていれば防げる事故は多い。事故をなくすために来年以降も継続して啓発活動を強化していく方針だ。
 この他、県の受託事業の一環で65歳以上の高齢者を対象とした農業機械の点検整備を手掛けている。メーカーの協力を得ながら、農家を訪ねて農機の状態をチェック。その場で農作業安全の啓発も行う。
 8月22、23の両日に黒石市の青森県産業技術センター農林総合研究所で開いた「第4回青森県農業機械・資材展示会」でも農作業安全の取り組みをPRした。
 展示会にはメーカー17社が出展し、主要3機種やSS、草刈機などがずらりと並んだ。中古農機の展示・販売の他、スマート農機の実演を披露し、来場者の興味を引き付けた。
 展示会は様々なメーカーの機械を比較しながら、購入を検討してもらえる機会を提供しようと2019年から開催している。

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