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令和7年11月24日発行 第3577号 掲載

ロールクリエート:肥料農薬コスト低減にマイクロナノバブル装置/北海道特集

 (株)ロールクリエート(大坂伸人社長・河西郡芽室町芽室基線19の16)は、減肥・減農薬の他、様々な効果が期待できるマイクロナノバブルを簡単に大量発生させることのできる「NEWアクアトランスファ」を取り扱っている。
 農業にマイクロナノバブル(MNB)水を使用することで、肥料、農薬を2~3割減らしても収量が変わらず、収穫物の選果・洗浄場面では洗浄効果や排水の水質改善に効果がある。
 取り扱う「NEWアクアトランスファ」(ウォーターナビ社製)は、水道の配管に直接組み込み、水流を利用してMNBを発生させるため、電源不要。北海道などの広い圃場でも使用でき、かつ安価。さらに構造上、故障の原因となる部分が少なく、メンテナンス費用もほぼ掛からない。
 同製品には、流体通過径5ミリのEWN05から同50ミリのEWN50まで主に6型式があり、水の入口から水と気体の衝突点までの流路が同一径のため、異物の詰まる部分がなく、同衝突エリアへの空気の流れを、水の流路と平行にすることで、水に含まれる異物が気体チャンバーに混入しにくいという特徴がある。
 その他、腐食に強いステンレスSUS316を採用し、海水などの腐食性の強い液体を扱う場合はPTFE製も用意。付属の空気供給装置により、常に同条件で使うことができる。
 また、MNB水の効果として、(1)肥料・農薬の使用量削減(2)泡がマイナス帯電しているためプラス帯電の肥料の吸収率が高くなる(3)作物の根張りが良くなる(4)農薬や肥料の効きが長くなる(5)土壌のマイナス電荷が増加(6)農薬混合時の泡立ちが少ない(7)スプレーヤのタンク、噴口がきれいになる(8)タンク内に藻が発生しにくくなる―などの効果が報告されている。
 一度購入すれば製品のランニングコストが掛からないため、減肥・減農薬コストの低減を考えれば、使わない選択肢はないほどだ。
 同製品を製造するウォーターナビ(株)(大阪府大阪市北区東天満2の2の3ダイアパレス南森町304)の山口誠社長は「今は興味を持った人に貸し出して使っていただき、納得いただいたうえで、購入してもらうスタイル。これを使うことによる様々な効果や成果は出ているが、その効果の科学的な裏付けが弱く、エビデンスのある根拠を持った説明ができていない。現在、大学や研究機関で実証していただく方向で話を進めている」と話す。
 水産においては、養殖魚が短期間で大きく成長したなどの効果が出ているが、農業においての作物の成長促進や味の変化についても検証し、利用者の疑問について1つずつ検証していきたいという。
 また、製品構造については、水の汚れの蓄積による効果の減少に細心の注意を払い、ほぼ目詰まりしない構造にしている。もし、目詰まりしたとしても、分解、組み立てが簡単で、メンテナンスのしやすいシンプルさも備える。
 なお、発売している型式のそれぞれの中間サイズのニーズにも対応し、現在ラインアップは9~10種類に増えてきている。

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