農作業安全を強化/全国農業機械士協議会・富山で全国大会

全国農業機械士協議会(伊藤一栄会長)は14日、富山市で第48回農業機械士全国大会富山大会を開催した。同大会は全国各地の農業機械士や関係者が一堂に会し、農業機械の効率的利用知識や農作業事故防止に関する活動について情報交換・交流・学習を行い、今後の活動に資する目的で実施したもので、全国から約100名が参集した。
午前中はスマート農業普及センターにてトラクタ競技会を実施。午後は農協会館に移動して、第50回通常総会と第48回全国大会富山大会式典を開催した。総会では任期満了に伴う役員改選が行われ、伊藤会長は名誉会長に就任し、新会長に小川雅器氏(千葉県農業機械士協議会)、副会長兼幹事長に青木靖浩氏(富山県農業機械士会)、副会長に金本哲弥氏(広島県農業機械士協議会)、田村通康氏(宮崎県農業機械士会)、顧問に小田林徳次氏(栃木県農業機械士会)が就任した。
トラクタ競技会は、農業機械士全国大会で開催されるのは、平成22年度の「全国トラクター耕競技大会」以来で、公道走行を想定した競技会は今回が初めて。全国の府県農業機械士組織に属する選手12名が(1)トラクタ点検+トレーラけん引運転(2)トラクタ点検+トラクタ走行運転技能―のいずれかに挑み、日頃鍛えたトラクタの運転及び点検の技能を発揮した。青森から沖縄まで、また、20~60代と幅広い選手層が腕を競い合い、交流と情報交換を行った。
午後の全国大会富山大会式典では、挨拶に続き、全国農業機械士協議会第40回功労者表彰を実施。功労者表彰では、全国農業機械士協議会会長推薦で青木靖浩、府県農業機械士組織会長推薦で鈴木美継(茨城)、伊藤一郎(新潟)、尾崎実(新潟)、高藤孝一(富山)、井上保治(京都)の各氏が栄誉に輝いた。
続いて富山県農業機械士会副会長・柳澤慶幸氏による活動事例報告「富山県農業機械士会朝日支部の活動について」が行われ、午前のトラクタ競技会の講評と表彰を実施。トラクタ点検+トレーラけん引運転の最優秀賞に手柴章司さん(福岡)、トラクタ点検+トラクタ走行運転技能の最優秀賞に金本哲弥さん(広島)が選出された。
その後、大会決議を行い、主に▽農作業事故ゼロを実現し農業者の「いのち」を守る社会形成を目指す▽地域のリーダーとして熱中症対策をはじめとした農作業環境の安全対策を強化▽農業の担い手確保と若手農業機械士育成に努め、農業機械士の意義と役割を伝達し組織の強化・発展―などを決議した。









