MENU
令和7年11月24日発行 第3577号 掲載

埼玉でスマート農機実演会開催/関東甲信クボタ

 (株)関東甲信クボタ(冠康夫社長・埼玉県さいたま市西堀5の2の36)は18日、埼玉県鴻巣市の実演圃場で、川越営業所、鴻巣営業所および埼玉推進課合同による「スマート農機実演会」を開催した。
 会場には、「Agri Robo」シリーズの田植機、トラクタをはじめ、ロータリやスタブルカルチを装着したGS機能付きトラクタ、ドローンなどが並び、来場者を迎えた。また、小橋工業(株)や(株)ササキコーポレーションなど関連企業も出展し、場を盛り上げた。
 当日は天候に恵まれ、開場前から来場者が訪れるなどオープン早々から盛況に。実演会ということで、集客活動は見込み客への声がけを中心に行った。「120農機の販売が目標。手応えは良い」と、長嶋純第1営業部長兼第2営業部長は好スタートに期待を寄せた。
 圃場では、Agri Robo田植機の無人走行を実演。川越で大規模な稲作農家を営む60代の女性は、夫婦で来場した。「今年6月にAgri Robo田植機を購入した。営業担当者から、納品前に実演をみられると誘われて来た。夫が試乗したが、操作もスムーズにでき、作業がはかどりそうだ」と、納品を心待ちにしている様子だった。これまで他社の農機を使っていたが、今回初めてクボタ製品を導入したという。引き続き、ドローンやコンバインの購入も検討しているとのことだった。
 隣りの圃場では、スガノ農機(株)のスタブルカルチを装着した「REXIA」や、小橋工業のスピードハローソニックを装着した「GENEST」などを展示・実演。スピードハローソニックは、耕起作業を大幅に短縮できるとあって来場者の関心は高く、見学の輪が途切れることはなかった。また、来場者の要望に応え、インプルメントを付け替えて実演するなど、柔軟な対応で満足度を高めた。
 同じ埼玉県でも、鴻巣営業所の顧客は担い手農家が多く農機も大型化しているが、川越営業所の管轄では小中規模農家が多く小型農機の需要が高い。「今回は様々なニーズに対応するべく、コンパクトトラクタなども展示することにした」と長嶋部長。稲作農家の70代男性は「現在は65馬力のGS付きトラクタを使っているが、息子用に30馬力の小型トラクタの購入を検討している」といい、展示を細かくチェックしていた。
 鴻巣営業所の内田修人所長は「当社をはじめ、多くの関連企業が来年1月に価格改定を予定している。今回の実演会は、駆け込み需要を後押しする好機ととらえている」とし、実演会後の営業フォローで、うまく受注につなげていきたい考えだ。稲刈りがひと段落したこの時期、来春商戦に向けた山場づくりに、同実演会が果たす役割は大きい。

カテゴリー別最新ニュース