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令和7年11月24日発行 第3577号 掲載

国内、海外とも伸長/やまびこ・2025年12月期第3四半期決算

 (株)やまびこ(久保浩社長・東京都青梅市末広町1の7の2)は13日、2025年12月期第3四半期連結決算(2025年1月1日~9月30日)を発表した。
 それによると第3四半期の売上高は1353億1700万円で前年同期に比べ6・4%増、営業利益167億9900万円、同2・5%減、経常利益160億5300万円、同5・7%減で、増収減益となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は、116億6800万円となり、同13・1%減となった。通期の売上高予想を対前年比4・3%増の1720億円としている。
 2025年12月期第3四半期連結業績1353億1700万円の内訳は、国内344億4000万円、対前年同期比2・6%増、海外935億7500万円、同7・8%増と、ともに前年実績を上回った。国内は、前年より8億6400万円、海外は73億100万円増加した。
 海外のうち米州が832億6000万円、同3・4%増、その他海外176億1500万円、同35・0%増となっている。
 第3四半期の売上高について、海外は、主力の小型屋外作業機械において、北米市場で良好な天候が続いたことやホームセンター向けエンジン製品の販売が伸長したほか、欧州市場でも新型ロボット芝刈機や小型屋外作業機械の好調な販売が継続したことで、7・8%増となった。
 国内は、米価上昇を背景に水田の管理作業などに使用される小型屋外作業機械および農業用管理機械の販売が好調に推移した結果、2・6%増となった。
 損益では、DX戦略に基づくIT関連投資費用や国内外における総人件費の増加、前期の増益要因となった為替差益が今期は米ドルの円高基調により為替差損となった他、法人税等調整額の影響もあり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益いずれも減収となった。
 セグメント別の概況は次の通り。
 【小型屋外作業機械】
 売上高は1026億9700万円で前年同期比9・5%増。国内は猛暑の影響で草刈り作業が遅れ、刈払機の販売が伸び悩んだものの、米価の上昇を背景とした農業従事者の生産性向上への意識の高まりや病害虫対策需要から、防除機を中心に販売が堅調に推移したことで、増収となった。
 海外は、北米市場は良好な天候が続いたことに加え、ホームセンター向けのエンジン製品販売が伸長。欧州市場でも新型ロボット芝刈機をはじめ、OPE製品の販売が引き続き好調だったことから、増収となった。
 【農業用管理機械】
 売上高は191億2800万円で同3・9%減。国内は小型屋外作業機械と同様に堅調な需要環境を背景に、水田の管理作業に使用される防除機等の製品を中心に販売が好調に推移したことで、増収となった。
 海外は北米市場における穀物価格の低迷や生産コストの上昇により、農業従事者が設備投資に慎重になっていることから、減収となった。
 【一般産業用機械】
 売上高は116億7800万円で同1・4%減。国内はエンジンカッターや投光機など一部製品の販売が堅調に推移したものの、主力の発電機の販売が伸び悩み、減収。
 海外は米国の関税政策に伴う先行きの不透明感から買い控えていた現地レンタル会社向けの販売が回復し、主力の発電機販売が増加したことで、増収となった。

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