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令和7年11月24日発行 第3577号 掲載

売上高は1437億円、国内17%増/井関農機・2025年12月期第3四半期業績

 井関農機(株)(冨安司郎社長)は14日、2025年12月期第3四半期の連結業績を発表した。それによると、売上高は前年同期比151億3300万円増加し、1437億1200万円(前年同期比11・8%増)。国内は前年同期比144億8500万円増加の981億1300万円(同17・3%増)と、大幅増となった。海外は前年同期比6億4700万円増加の455億9900万円(同1・4%増)となった。
 決算概況は次の通り。
 当第3四半期連結期間の売上高は、前年同期比151億3300万円増加し、1437億1200万円(同11・8%増)となった。
 国内は、前年同期比144億8500万円増加の981億1300万円(同17・3%増)となった。農機製品の販売は米価上昇を背景とした農家の購買意欲の高まりを捉え、増収となった。更に安定収益源である作業機・メンテナンス収入の続伸、施設大型物件の複数完工もあり、国内合計では大幅な増収となった。
 海外売上高は、前年同期比6億4700万円増加の455億9900円(同1・4%増)となった。北米市場の弱含みが継続し減収となったものの、欧州・アジアでカバーし、海外合計では増収基調を維持した。
 損益面では、営業利益は前年同期比28億8600万円増加の59億9600万円(同92・8%増)となった。国内外の増収及び過年度値上げ効果で増益となった。経常利益は前年同期比24億8100万円増加の53億9800万円(同85・1%増)となった。
 税金等調整前四半期純利益は前年同期比56億5400万円増加の62億6700万円(同923・0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は41億2300万円(前第3四半期は連結累計期間は親会社株主に帰属する四半期純損失5億3000万円)となった。主に固定資産売却益の計上と前年にあった構造改革に伴う減損損失がなくなったことで、経常利益から増益幅が拡大となった。
 商品別の売上げ状況は次の通り。
 〔国内〕整地用機械(トラクタ、耕うん機など)は185億8100万円(同15・7%増)、栽培用機械(田植機、野菜移植機)は65億3400万円(同26・2%増)、収穫調製用機械(コンバインなど)は141億8900万円(同27・8%増)、作業機・補修用部品・修理収入は392億5400万円(同18・3%増)、その他農業関連(施設工事など)は195億5400万円(同8・0%増)となった。
 〔海外〕整地用機械(トラクタ、草刈機など)は320億3500万円(同10・0%増)、栽培用機械(田植機など)は10億700万円(同7・0%増)、収穫調製用機械(コンバインなど)は14億4500万円(同151・9%増)、作業機・補修用部品・修理収入は56億4100万円(同4・6%増)その他農業関連は54億6900万円(同38・6%減)となった。
     ◇
 井関農機(株)(冨安司郎社長)は14日、最近の業績動向等を踏まえ、2025年8月8日公表の2025年12月期通期連結業績予想および2025年2月14日公表の2025年12月期配当予想を修正すると発表した。
 修正の理由は、国内の米価上昇を背景とした農家の購買意欲の高まりを捉え、第3四半期累計は前回予想時の想定より増収増益となった。その結果通期でも売上げ・利益とも前回予想を上回る見込みとなったことから、再度上方修正する。
 8月8日公表の通期連結業績予想および2月14日公表の配当予想を上方修正し、売上高1810億円(前回発表予想は1755億円)、営業利益40億円(同35億円)、経常利益31億円(同26億円)、親会社株主に帰属する当期純利益23億円(同18億円)とした。

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