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令和7年11月17日発行 第3576号 掲載

秋田クボタ:乾田直播体系を提案/秋田県農業機械化ショー(上)

 (株)秋田クボタは秋田県農業機械化ショーにて、乾田直播栽培一貫体系を提案。トラクタとともに、ドリルシーダやスピードカルチ、スリップローラー、バーチカルハローなど乾田直播に関するインプルメントを前面に出して実演コーナーの一角に並べ、「低コスト稲作シリーズ クボタスマート乾直」としてアピールした。また、実演コーナーでは乗用管理機やショートディスク付きトラクタなどの実演を行い、注目を集めた。新製品としては、秋田県農業試験場と実証研究した枝豆関連の機械を出品。えだまめコンバインや、収穫後の調製機であるえだまめ粗選別機、えだまめ色彩選別機などを展示した。また、汎用コンバインKRH450(大豆用)や管理機TS752、TMS400なども新製品として出品し、PRしていた。
 開催3日目に同社常務取締役営業本部長・加藤勝弘氏に農機ショーでの売れ行きや引き合いについて話を聞いたところ、「過去にないくらいのバブルの様相で驚いている」と評価。来場者が多かった初日、雨に降られて人出が減った2日目ともに多くの注文が舞い込んだ。
 この背景には、今年は全国的に受注が先行して生産が間に合わない状況が続き、農業者に「早く注文しないと次に使う時期までに納品が間に合わないのでは」と焦る気持ちが出てきていることがあるという。今年は米価の上昇を受けて年初から好調が続いており、機種別でみると、トラクタ・田植機・乾燥機の動きが特によかったと振り返る。そして今はちょうど機械を使い終わったところなので、来年に向けて春物のトラクタなどを考えている人がいち早く予約しようと注文を出している状況だという。展示の目玉である乾田直播関連技術や、新製品の枝豆関連の機械についても、機械をすぐ近くまで見に来て検討している人が多かったと述べ、「かなり多くの質問が寄せられ、関心が高かった」と感触の良さを語った。
 今後は、「今期は既に計画を達成できた」ことから、今回の農機ショーの受注は、来年の展開にまわせたらと展望。乾田直播については、今年何件か顧客の圃場で実証を行いそれなりの収量も得られたことから、今後も推進を継続。引き続き省力化を提案していくと力を込めた。

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