注目集めた草刈り関連機器/みやぎ2025林機展から(4)

10月に宮城県石巻市で開かれた「みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会」(一般社団法人林業機械化協会と宮城県の共催)は、1万人の来場者を魅了して閉幕した。過去最多となる91の企業・団体が出展し、国内最大級の林業機械の総合展示会としての注目度の高さを示した。会場には最新の高性能林業機械や木材破砕機、チェンソー、安全用品などが集結した。再造林の取り組みが進む中、草刈機やマルチャーといった造林関連機器の展示が近年増加傾向だ。今回は6社の展示内容を振り返る。
サンエイ工業は「多様な現場に対応する、草刈りソリューションの提案」をテーマに据えた。
クローラ式リモコン草刈機「Agria9500」は最大作業傾斜45度で、作業性能は2500~3000平方メートル/時。リモコン操作で安全作業を実現し、軽トラックに搭載できる。林業の下刈り作業における高い信頼性と作業効率をアピールし、主力機種としての認知を深めていく。この他、ラジコン式電動草刈機「Raymo」、小型電動草刈機「Mowrator S1 4WD」などを紹介した。
KANEKO重機はマルチャーC4シリーズを展示。0・1~0・2クラス(2・5トン~5トン)に対応しており、ミニショベルでも強力粉砕できる。▽低木の除去▽農地の整備▽公園・緑地整備▽草地の管理▽道路脇の維持管理▽森林の下草刈り―などで活躍する。
また、イタリア生まれのマルチャー「FEMAC」を紹介。同機は木や竹の伐採や草刈り、根や切り株を砕く作業を1台でこなす。アイルランド・SLANETRAC社の草刈りアタッチメントも並べた。
ケービーエルはスペイン・TMC CANCELA社のマルチャーをPR。マルチャー「TFS―200」は最大処理径300ミリ、作業幅2000ミリ、重量1351キロ、95~110PSに適応。雑草・雑木を粉砕し、地表の30~50ミリ程度を削り取る。通常の雑草の根はほとんど残らない。笹や竹のほか、直径300ミリ程度の雑木も綺麗に粉砕し、地表の鋤き込み分解を促進する。
この他、イタリア・MDB社の林業用マルチャー、ラジコン式マルチャー・草刈機を展示し、来場者を引き付けた。
筑波重工は車高調整式下草刈機「ハイドロマチック・モア」をアピールした。同社が設計、開発、販売まで手掛けている自社開発のマシンだ。下草刈り、地拵え、作業道の確保など、過酷な現場環境でも効率的な作業が可能。リモコンによる遠隔操作で離れた場所から安全に操作できる。35度の急斜面でも作業でき、悪路でも走破する登坂能力がある。「車高を変えて走行できる」走破性が最大の特徴。伐根などの障害物、地形の変化に柔軟に対応する車高調整機能を備えている。
ユタニ工業は油圧ショベル用草刈機「カルンダモン」を出品。ハンマーナイフ方式でパワフルに粉砕し、生い茂る草木を細かいチップ状にすることができる。平面はもちろん斜面や法面でも楽々。作業の効率化を実現する。
また、フォーククラブ「つかむっちシリーズ」をPR。覚えやすくて愛らしい製品名も同社の魅力の一つだ。
ユアサ製作所は雑木&草刈機アタッチメント「でえれぇ刈れるガー」を出品した。河川敷や高速道路の法面、公園の草刈りに最適。草木は勢いよく伸びるので、生活のあらゆる場所で手入れが必要となる。同機を使えば草木の除去作業がスムーズに行える。繊細な切れ味のS爪で後処理が簡単。









