MENU
令和7年11月17日発行 第3576号 掲載

コマツの粟津工場で臨時総会/陸内協

 一般社団法人日本陸用内燃機関協会(田尾知久会長)は7日、(株)小松製作所・粟津工場(石川県小松市)の敷地内にあるゲストハウスにて、第27回総会(臨時)を開催した。会議では令和7年度の中間事業報告書(案)および中間収支報告書(案)に関する件、常勤理事の増員(案)に関する件、事務所移転プロジェクト(2nd Stepについての報告事項)など全7議案が審議され、いずれも可決、承認された。
 冒頭あいさつに立った田尾会長は、エンジン業界を取り巻く経済の現況について、10月の月例経済報告(内閣府)を引用し、「米国の通商政策等の影響が自動車産業を中心にみられるものの、緩やかに回復している。先行きは米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクへの留意が必要で、海外経済の先行きは不透明感が強く、慎重な動きが続くと見込む」などと話した。
 また「令和6年度の国内の生産台数は前年度比91・2%の272・7万台となり、ガソリン機関は増加に転じた。しかしディーゼル・ガス機関がともに減少し、通算で3年連続の減少となった。一方、海外の生産台数はディーゼル機関が減少したものの、ガソリン機関の増加により前年度比101・7%の636・8万台となり、3年ぶりにプラスへ転じた」と報告した。
 国内と海外を合わせた生産台数は前年度比98・3%の909・0万台で、3年連続の減少となったものの、ほぼ前年並みまで持ち直し、下げ止まりの兆しが見られた。一方、令和7年度はガソリン機関の在庫過多が部分的に解消され、需要回復の動きが見られる。ディーゼル機関は欧米の購買力の低下や中国の景気低迷の影響で需要減少の傾向が続く見通しとした。
 第5号議案では新たに入会した3社が紹介され、盛大な拍手で迎えられた。臨時総会の終了後は、(株)小松製作所・粟津工場の敷地内をバスで移動し、工場内で大型建機の製造工程を見学した。

カテゴリー別最新ニュース