「NIPPON FOOD SHIFT FES」に出展/井関農機

井関農機(株)(冨安司郎社長・東京都荒川区西日暮里5の3の14)は8、9の両日、都内千代田区の丸の内仲通りで開催された「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2025」に出展、トラクタBF25やミニ耕うん機「ちょこプチ」の実機をはじめ、同社の事業紹介パネルや、夢ある農業女子応援プロジェクトに関する活動などを展示した。初日は秋晴れに恵まれ、大勢の親子連れや若者などがトラクタに試乗し、笑顔で記念撮影。小田切元代表取締役専務執行役員も応援に駆け付け、激励を行った。2日間の展示を通して、都心の人々に「食と農と大地」のソリューションカンパニーを目指す同社の取り組みや、農・食を支える技術を広くアピールした。
同イベントは農林水産省が推進している、消費者に日本の「食」と「農」を取り巻く課題を身近なものとして考えてもらうための国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の一環で開催したもの。食のチカラを体験するフェスとして、東京の中心である丸の内仲通りに食料システムを支える企業や農業現場における取り組みの紹介、ワークショップ、マルシェ、キッチンカーなどが参集し、大勢の観覧者で賑わった。
井関農機は同フェス入口近くの体験ゾーンにブースを構え、トラクタBF25の実機を展示してお出迎え。これには丸の内を行き来する通行客や、親子連れなどが思わず足を止め、「かっこいい」「乗ってみたい」と目をくぎ付けに。秋晴れとなった初日は、イベント開始時間前から、通りがかった親子がトラクタに集まり、子どもたちは都心ではなかなか目にすることができない本物の農業機械に興味津々。行列を作ってトラクタに試乗し、笑顔で記念撮影を行っていた。
また、トラクタ横のテントでは同社が推進している夢ある農業女子応援プロジェクトの活動や、同プロジェクトで農業女子とコラボ開発したミニ耕うん機「ちょこプチ」、同社の事業を紹介したパネルを展示。ミニ耕うん機「ちょこプチ」は芝生シートや野菜・果物などのオブジェとともに綺麗にディスプレーされ、こちらも子ども達に大人気。大勢の子どもが実際のハンドルやレバーに触れて、親しんでいた。今回の展示内容は井関グループにおける組織横断型の女性推進チーム「さなえ倶楽部」メンバーらが企画したという。さなえ倶楽部メンバーは、当日のイベント応対にも当たり、通行客などに丁寧に説明を行っていた。
初日朝には同社代表取締役専務執行役員の小田切元氏も応援に駆け付けた。小田切専務は今回の展示のねらいについて、「食と農と大地」のソリューションカンパニーを目指す同社の取り組みを示し、「農業者だけでなく、消費者も含むいろいろな人に食と農の重要性や我々の取り組みを理解してもらいたい」と語り、今回展示を企画した「さなえ倶楽部」の活動については「非常に頼もしい。いろいろな部署から集まって活動しているさなえ倶楽部は、社内にもいい循環やいい刺激を生み出している。今後ももっと取り組みを広げていきたい」と展望した。
5歳・2歳の姉妹を連れて遊びに来た40代の女性は、「普段トラクタを見る機会がないので、初めて子どもたちに試乗体験をさせることができて良かった」と満足そうに語ってくれた。また、都内から遊びに来ていた30代男性・2歳女の子の親子は、女の子がトラクタに乗ったり、ミニ耕うん機のハンドルを持ったりと楽しそう。男性は「実家が農業をやっているが、耕うん機は昔見たものよりもコンパクトで、オシャレな色合いになっていて可愛い。これだったら触ってみたくなるし、子供もとても興味を持っている」と笑った。
他方、今回の展示を企画した同社さなえ倶楽部リーダー・田代奈々氏(井関農機商品企画部)は「都会の中で普段触れることが少ないトラクタなどの農業機械をメーンに展示を企画した。ミニ耕うん機は家庭菜園が主になるので、家庭菜園を感じさせるようなディスプレーを行い、子どもが触りやすいようにハンドルを低めにするなど、親しみを持ってもらえるような展示を心掛けた。今年はさなえ倶楽部のチラシも一から作成し、活動をアピールしている。今後も女性農業者の方々に寄り添って支援していきたい」などと述べた。









