「食と農をつなぐアワード」でAGRISTに大臣賞/農林水産省が表彰式

農林水産省は8日、都内千代田区の明治安田ホールにおいて、第1回「食と農をつなぐアワード」の全国表彰式を開催した。
同事業は「ニッポンフードシフト」事業の一環として、食料システムの関係者・関係団体間の相互理解と連携・協働を促すため、優良な取り組みを行う企業・団体・個人を表彰する表彰制度として今年新たに創設されたもの。
対象となる業種・業態は、(1)食料の安定供給(2)食品アクセスの確保(3)持続的食料システムの確立(4)スマート農業技術等の開発・普及―の4部門があり、そのうち(4)は農業者・産地等によるスマート農業技術及びその効果を高める新たな生産方式の開発・普及の取り組みなどが対象。
今回の各賞の受賞者は次の通りとなった。(敬称略)
(1)食料の安定供給部門 ▽農林水産大臣賞=農地所有適格法人(株)ちーの▽大臣官房長賞=一般社団法人Tannbo、(株)岩手銀行▽輸出・国際局長賞=(有)エール
(2)食品アクセスの確保部門
▽農林水産大臣賞=認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン▽大臣官房長賞=(株)とくし丸▽消費・安全局長賞=成田賢一
(3)持続的食料システムの確立部門
▽農林水産大臣賞=(株)グローバルフィッシュ▽大臣官房長賞=(株)平出章商店、(株)舞台ファーム
(4)スマート農業技術等の開発・普及部門
▽農林水産大臣賞=AGRIST(株)▽大臣官房技術総括審議官賞=(株)セラク、(株)タベテク
このうち、(4)で農林水産大臣賞を受賞したAGRISTは、ピーマン収穫ロボットの実証を通じて、ディープテックと農業現場の知見を融合した持続可能な農業モデルを全国展開。また、同じく(4)で大臣官房技術総括審議官賞を受賞したセラクは、感覚頼りの農業からデータを駆使した農業への転換の実現を図るため、圃場の環境を見える化する『みどりクラウド』を開発し、農業者の経営規模拡大に貢献。同じくタベテクは薬剤や冷蔵に頼らず青果物の鮮度を保つプラズマ技術で、フードロス削減と輸出競争力強化を実現した。









