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令和7年11月17日発行 第3576号 掲載

食から日本を考える「NIPPON FOOD SHIFT FES」開催/農林水産省

 農林水産省は8、9の両日、都内千代田区の丸の内仲通りにおいて、「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.東京 2025」を開催した。
 同省が展開している、消費者に日本の「食」と「農」を取り巻く課題を身近なものとして考えてもらうための国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の一環で実施したもの。農林漁業者や食品事業者と消費者とをつなぎ、日本の「食」や「農」をめぐる事情や課題を共に考え、魅力に触れ、学ぶ機会を創出する場として、今回で5回目を迎えた。
 当日は丸の内仲通りに「食べる・買う」「取組紹介」「体験」の3ゾーンを設けて、食料システムを支える企業や農業現場における取り組みの紹介、食と農の理解を深めるワークショップ、国産の魅力を存分に発信するマルシェ、キッチンカーでの販売等を実施。これには通りがかった買い物客や観光客などが参集し、出張農園での収穫体験やクリスマスカード作り体験、地域食材・地域産品のマルシェ、キッチンカーによる実食などを通して都心の真ん中で日本の食や農の魅力に触れ、取り組みを学び、ジビエ食などを味わっていた。
 出展の一部をみると、井関農機(株)はトラクタやミニ耕うん機「ちょこプチ」の実機、同社の取り組みなどを紹介(9面に詳細記事)。JA全農ニッポンエールは、JA全農の商品ブランド「ニッポンエール果実グミ」を販売。全国各地の特色ある国産果実を使用したご当地グミが一堂に揃い、注目を集めた。NINJA LINKSSは農業ドローンを出品。ドローンを基軸に、滋賀県をはじめ全国100以上の拠点で防除請負やドローンスクールなど農業サービスをフランチャイズ展開する取り組みをアピールした。また、農林水産省が進める農業女子プロジェクトはマルシェを出店。大阪万博をきっかけに組織した「全国農業女子EXPO25」や「かごしま農業女子プロジェクト」、「東三かわ畑協議会」などのグループ出店をはじめ各地の農業女子が自慢の生産品を出品。パートナー企業のダイハツ工業(株)が考案した軽トラに商品を並べて、広くアピール。一般社団法人日本農福連携協会は農福連携の取り組みで生産された果物や野菜、調味料、スイーツなどを販売。
 早稲田大学理工学術院食のエピゲノミクス研究開発プラットフォームは同省の「知」の集積と活用の場事業で進めている、海底湧海水から生まれたアミノ酸入り塩や、長野産ヘーゼルナッツの健康効果研究などの取り組みを、開発した加工食品などとともに紹介した。

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