多彩なレンタル機を展示/みやぎ2025林機展から(3)

一般社団法人林業機械化協会と宮城県の共催による「みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会」が10月5日、宮城県石巻市の仙台塩釜港で開かれた。過去最多となる91の企業・団体が出展した今回の林機展では、最新の林業機械や作業システムなどを幅広く発信、これからの林業現場に不可欠となってくる取り組みを紹介し、1万を超える来場者を魅了した。今回は機械のレンタルを手掛ける2社をはじめとして、掘削用建機やフォワーダを取り扱う3社の展示内容を振り返る。
レンタルのニッケンはフォワーダ、グラップルといったレンタル機をPR。今年はレンタルアップした中古機も展示し、中古機導入によるコスト削減を提案した。
また、マツクイムシ被害対策に有効な機械セットを並べ、主に山形県でのマツクイムシ被害の実態やメカニズム、対策方法をパネル展示で解説。
林業版安全ニュース「森生(シンセイ)」の特別号を発行し、安全を重視する同社の取り組みを強調した。フォトスポットやガチャガチャを設置し、来場者を楽しませる工夫を凝らした。
アクティオは最新のレンタル機や多彩なソリューションを紹介し、林業現場の安全性向上と作業効率改善の取り組みをアピールした。遠隔操作で地拵え作業が可能な「ラジコン式地拵機」の実演を披露。最大60度の勾配を前後左右に走行可能。100メートル離れた場所から遠隔操作でき、安全作業を実現する。
この他、ラジコン草刈機「神刈RJ1016」、根こそぎ切るソー、参考出展の刈馬王RX―950をPR。衛星ブロードバンドインターネットサービス「Starlink Business」、傾斜管理クラウドシステム「OKIPPA104」の紹介もあった。
クボタ建機ジャパンはミニバックホー「KX―57―6E」を展示した。標準機の安定性と後方小旋回機の狭所作業性に優れている。狭い作業現場、傾斜地作業などハードな林業での作業に最適。伐採・集材・積み込み作業で頼りになる林業仕様機だ。
グラップルの開閉・回転を同時に行うことができ、効率的でストレスのない作業が可能。アタッチメント側の切り替え弁が不要なので、様々なアタッチメントを装着でき、幅広い作業に対応。比例制御のため微操作性が向上し、繊細な作業が行える。
ウインブルヤマグチはミニフォワーダ「WF200」を展示した。狭い道でも進める横積み式。最大積載量2000キロ。LED作業灯で前方後方を照らせるので、暗がりでも安全。座席が2つあるのでスイッチバック可能、常に前方を向いて運転できる。前後進操作ペダルには運転が楽なHST方式を採用、前進後進の切り替え不要。
また、超小型本格クローラショベル「WL01」をPR。常用荷重100キロ、最大荷重125キロ。手元集中の操作レバーがあり、HSTにより前後進がペダル1つで可能になった。
ヤンマー建機は後方超小旋回油圧ショベル「ViO80―7」を展示した。機械質量8080キロ。車幅2290ミリ。後端が車幅から出ないため、後ろを気にせず、安心・快適・スムーズに壁際での作業ができる。ブームスイング・ブレードを標準装備。ダブルロッククイックヒッチで運転席からバケットの交換が可能。長い掘削半径でダンプトラックへの積み込み作業時に荷台の奥までバケットが届く。
この他、ViO55―6C林業仕様機の試乗体験コーナーで来場者の興味を引き付けた。









