企業と森林の共創/林野庁などがシンポジウム開催

林野庁と森林(もり)づくり全国推進会議は4日、都内江東区の木材会館で、森林×ACTチャレンジ2025表彰式、第4回森林づくり全国推進会議およびシンポジウムを開催した。
森林×ACTチャレンジ2025は、森林の適切な整備・保全に貢献する企業等の優れた取り組みを顕彰するもので、今回が4回目。応募総数30件(森林づくり部門26件、J―クレジット部門4件)の中からグランプリ(農林水産大臣賞)に選ばれた京王電鉄(株)は、北海道の社有林や山梨県の「京王水源の森」での森林保全活動などが評価されての受賞となった。併せて、林野庁による「サザエさん一家のもりのわ話吹き出しコンテスト」の表彰式も行われた。
続く森林づくり全国推進会議では、会員の取り組み報告と「SDGs QUESTみらい甲子園」高校生アクションアイデア発表が行われた。取り組み報告では、損保ジャパン(株)と西日本旅客鉄道(株)が登壇。損保ジャパンは、OECM(保護区ではないが、生物多様性を効果的に保全し得る地域)の登録を推進する「OECM100か所プロジェクト」への取り組みなどを紹介。西日本旅客鉄道は、島根県美郷町で実施した旧三江線鉄道林森林再生実証実験の検証結果などを説明した。高校生の発表では、神奈川県の洗足学園高校と長野県下伊那農業高校が登壇。自由な発想と高い行動力が称賛された。
最後のシンポジウムでは、パネルディスカッション「企業と森林の共創によるwin―winな未来へ」を実施。皆川芳嗣氏(一般社団法人日本農福連携協会会長理事)をモデレーターに、登壇者ら6人が参加して、企業が森林づくりに貢献することのメリットや、活動の継続に必要な視点などについて議論した。









