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令和7年11月10日発行 第3575号 掲載

盛況を呈した秋田県農業機械化ショー

 「第77回秋田県農業機械化ショー」(主催=秋田県農業機械化協会・白石光弘会長)が10月31~11月4の5日間、秋田県湯沢市の松ノ木河川公園にて開催された(既報)。「先人に学び農業の未来をひらく―未来へと 湧き立つめぐみ 湯沢から」を総合テーマに掲げた「第148回秋田県種苗交換会」の協賛行事として行われたもの。湯沢市で開催されるのは9年ぶり。同ショーでは今回、342小間の規模で会員企業・団体、会員傘下合わせて42社が出展。幅広いラインアップを誇る2500~3000の機種が勢揃いした。会期中は県内をはじめ、東北各県や全国から約56万人が来場し、活発な商談や意見交換が行われた。盛況を呈した秋田県農業機械化ショーのもようを、写真とともに、2回にわたってお届けする。
 東北農機展の大トリである「秋田県農業機械化ショー」が、盛況裡に幕を閉じた。雨が多く天候に恵まれなかった5日間ではあったが、県内外から約56万人もの来場者が参集。新製品をはじめ最新鋭機がずらりと並ぶ会場を熱心に見て回り、自身の営農に役立つ資機材を買い求めていた。会場及び隣接実演会場では、ロボット農機やドローンなどスマート農機の展示・実演も多く行われ、来場者の関心を集めた。
 開会式で挨拶した白石会長は、「令和の米騒動とも呼ばれる需給バランスの混乱が米価格の高騰をもたらした。騒動は一時的なもので、国が増産へ舵取りをすることからも、いずれ価格は落ち着いていくように思われる。一方で、今回の騒動を通して米を作る価値の見直しがされたと考える。大切なことはこれからも綿々と続く食料生産を担う方々が誇りをもって取り組みを見直す機会になったことにある。我々の役割は農業生産者を支えるためスマート農業への対応、安心して使える安全な機械の安価かつ安定した供給と、メンテナンス対応に万全を期することにある。この点において一致協力していこう」などと呼び掛けた。 また、県内でクマの出没が相次いでいることを受け、万が一クマが会場に出没した際は農機ショーの中止(または縮小)になると言及。出展者に対して各自しっかりとクマ対策に取り組み、安全に配慮しながら最新の機械や商品の展示紹介を通して我々の取り組み姿勢を見てもらい、来場者に満足して帰ってもらう対応をお願いしたい、と述べた。
 展示会会場では、最新のトラ・コン・田はもちろん、育苗から移植、管理、収穫、乾燥、調製まで揃った稲作機械をはじめ、各種作業機、草刈機、ICT・ロボット機器といったスマート農機などが勢揃いし、各社とも主力製品から新発売の製品まで大きくPRした。
 秋田クボタやヤンマーアグリジャパンは、昨今ホットな乾田直播の一貫体系技術を展示・提案しており、人気を集めた。ISEKI Japan 東北カンパニーはロボット農機やアイガモロボ2、電動農機EGOの実演が注目された。三菱農機販売は「KUSANAGI Plus」を大きくアピール。JA全農あきたは共同購入農機第3弾となる共同購入コンバインの実機を展示していた。また、会場隣の特設広場では、マゼックス、DJI、東光鉄工がそれぞれのドローンを実演し、注目を集めた。
 一方、今回の秋田県農業機械化ショーは、若い農業者や家族連れの来場が多く、子供が農機に試乗する姿もあちこちでみられた。出展各社も幅広い年代の来場者が展示会を楽しめるよう、福引やスタンプラリー、サッカーゴールゲームなどを用意し、展示に工夫を凝らしていた。
 展示会全体としても、今年から新たにサーカステントを40張りとトラステントを配置して、見栄えよく、かつ小間の内部も明るくなるよう設備を充実していた。

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