ニラそぐり機実演/スズテック

(株)スズテック(鈴木直人社長・栃木県宇都宮市平出工業団地44の3)は1日、宇都宮市の栃木県立宇都宮産業展示館(マロニエプラザ)で開催された「とちぎ食と農魅力発見フェア2025」に新規開発機種「ニラそぐり機NS500」を出品、関心を集めた。また、同フェアの主催者である栃木県の福田富一知事にもその機能を披露した。
同県は、高知県を超えるニラ生産地を目指して生産力増強に取り組んでおり、その中で農家が導入しやすいそぐり機の誕生が待たれていた。そぐりとは、収穫したニラの泥汚れや余分な外葉を取り除く作業で、同機は微量の水とエアーの噴射で簡単・瞬時にそれをこなす。すでに市場に出回っている機械はあるものの、同機は性能、価格面で優位性があり、県内における普及拡大が期待されている。
同社はすでに10月22日に知事室を訪問、同機の受注開始を報告しているが(既報)、福田知事が稼働している機械を見るのは今回が初めて。同社技術部の石川浩一氏の説明を聞きつつ、作業の仕上がり具合を自ら確認、次のようにコメントした。
福田知事談=十数年前にニラ生産1位を高知県に追い抜かれてしまった。高知は温暖な気候で収穫の回数が多いというやむを得ない理由があり、栃木が挽回するためには作付面積を増やすしかない。それでニラ農家に聞いたところ、そぐりに調製時間の6割ほどを割かれてしまうので、その部分を省力化できれば、畑にかける時間を増やして面積を拡大できるかもしれないという話だった。宇都宮大学の尾崎功一教授の協力を得、産学官連携で機械の開発にかかり、7年をかけて今回の完成をみることができた。大変うれしい。これから機械の普及対策も検討し、ニラ生産1位奪還を毎年目指していく。









