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令和7年11月10日発行 第3575号 掲載

面積測量に対応した新しい測量手法を開発/マプリティ

 リモートセンシングや三次元情報等解析のアプリケーション開発などを手掛ける(株)マプリィ(山口圭司代表取締役・兵庫県丹波市春日町多田165)はこのほど、造林補助事業における面積測量に対応した新しい測量手法を開発した。背負式LiDAR「LA03―1」を用いて、1人で現地を歩くだけで施業地の面積測量および申請用データの作成を可能にした。点群データ解析&GIS(地理情報システム)が付いており、専門知識がなくても直径、樹高、位置、材積、曲がりのデータが取得でき、人員と時間削減を実現する。
 同製品は8月に大分県で開催された「林業機械イノベーションフェスタ」で展示実演した他、10月に宮城県で開かれた「2025森林・林業・環境機械展示実演会」にも出品し、来場者の興味を引いた。
 これまで造林補助事業における施業地の面積測量はコンパスとGNSSを用いた測量が主流だった。しかし従来手法では、測点間の見通しが必要で、GNSSが安定して動作する場所での作業が前提であり、山間部では時間・人手ともに負担となっていた。
 近年では、ドローンによる空撮画像を活用した「オルソ画像等」による面積計測の事例が増えており、林野庁のガイドラインにも示されている。
 マプリィの新手法は、歩行によって取得した点群データをもとにポリゴンを生成し、GIS上で面積を計測・提出可能な形式で解析・出力が簡易に可能。この流れは林野庁が定める「オルソ画像等」による面積申請に準じた技術的アプローチであり、既に一部の都道府県にて申請手法として認可を受けた実績もある。
 今後はより多様な現場での適用と精度検証を重ねながら、現場負担の少ない実践的な申請手法としての定着を目指す。

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