スマート農業技術実演・展示会で先進農機導入後押し/埼玉県

埼玉県は5日、川越市グリーンツーリズム拠点施設で、スマート農業技術実演・展示会を開催した。県がスマート農業の普及推進のために立ち上げた埼玉県スマート農業普及推進プラットフォームの取り組みの一環として行われたもので、今回で3回目。
会場は、屋内の展示会場と屋外の実演・体験会場に分かれ、屋内では同プラットフォームの会員企業等30社によるスマート農業技術の展示が、屋外ではロボット田植機の試乗体験やドローンによるデモフライトなどが、それぞれ行われた。
屋内展示の一部をみると、(株)FieldWorksは畝間対応除草ロボット「ウネカル」「ウネマキ」を展示。屋外会場での実演も行い、ラジコンによる簡単操作や小回りがきく点をアピールした。
ISEKI Japan関東甲信越カンパニーは「アイガモロボ」を前面に展示し、実際に動かしながらその性能などを説明。
(株)関東甲信クボタは農業用ドローン「T25K」と営農管理支援システム「KSAS」を紹介した。 ほかにも、圃場・施設の環境制御システムや水管理システム、経営・生産管理システム、アシストスーツなど、新技術を活用した商品が並び、会場は熱気にあふれた。
屋外会場では、(株)トミタモータースが後付け自動操舵システム「FJDynamics」の試乗体験を実施。実際に試乗した埼玉県松伏町の水稲農家の男性は「作業が早く終われば、その分、別の仕事ができるので、スピードは重視している。今もGPS付きトラクタを使っているが、精度が全然違う」と、システムの進化に驚いた様子だった。
別の圃場では、(株)イシガプロがラジコン草刈機「草坊主」を用い、簡単操作で丈高の草をパワフルに刈り取っていく様子を実演。(株)スカイロボットは24リットル/分の液剤散布能力をもつ農業用ドローン「DJI AGRAS T25」のデモフライトを行った。同機は水稲だけでなく果樹などにも適用できるとし、圃場全体のほか、1カ所への集中散布など様々なフライトでアピールした。
実演後は、屋内の各社ブースで個別質問などを受け付け、参観者は屋外と屋内の会場を行き来しながら、多くの情報を吸収していた。









