令和6年度ゴルフ場の水質調査:指針値超過は9件/芝管理・緑化資機材特集

環境省水・大気環境局環境管理課農薬環境管理室(浮穴学宗室長)はこのほど、ゴルフ場で使用される農薬について、令和6年度に都道府県等が実施したゴルフ場排出水等の水質調査の結果をとりまとめ、公表した。令和6年度の水質調査は、47都道府県で実施されており、対象となったゴルフ場数は、前年度の1730カ所を365カ所上回る2095カ所。総検体数3万5012、排出口調査検体数1万310で実施した。
その結果、ゴルフ場の排出口調査で水濁指針値を超過した事例が2件、水産指針値を超過した事例が7件あった。
環境省では、排出口調査の結果、水濁指針値及び水産指針値を超過した事例が認められたことについて、指導指針に基づき、ゴルフ場関係者への農薬の使用に関する注意喚起を改めて実施するよう求めるとしており、併せて都道府県に対して超過の要因分析を要請、再発防止に努める。
ゴルフ場における農薬使用の適正化を推進している環境省では、ゴルフ場の排出水の農薬濃度に係る上限として、水質汚濁の防止を図る観点から水濁指針値を、生態系保全の観点から水産指針値を定めている。
また、農薬取締法の改正を踏まえ、地方公共団体が水質及び生態系保全の面からゴルフ場を指導する際の参考となるよう令和2年3月に「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止及び水域の生活環境動植物の被害防止に係る指導指針」、いわゆる指導指針を策定している。









