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令和7年11月3日発行 第3574号 掲載

JLCでECHOチェンソー活躍、11人がやまびこ製使用/やまびこ

 (株)やまびこ(久保浩社長・東京都青梅市末広町1の7の2)が供給する大排気量エンジンチェンソー「ECHO・CS7330P」をもって先のJLCin鳥取(日本伐木チャンピオンシップ)にのぞんだ今井陽樹氏は、JLC史上最高1654点の成績を上げ、プロフェッショナルクラスで見事優勝を飾った(一部既報)。同氏は、来年3月にスロベニアで行われるWLC(世界伐木チャンピオンシップ)に日本代表選手として出場、その実力発揮とともに、メイド・イン・ジャパン・プロソーの性能をアピールする好機ともなることから、関係者は大きな期待を寄せている。
 ECHO・CS7330Pは、本格的な伐倒作業から伐木競技まで兼用できるハイエンドプロソーで、国内初の高出力を生み出す「六流掃気シリンダー」を採用、異なる掃気角度が理想的な燃焼を実現し、低燃費・低排出ガスにも貢献する。また、濾過性能に優れる蛇腹式エアクリーナと粉塵を強制排出する「G―FORCE」の組み合わせでロングメンテナンスサイクルを実現した。
 他方、ワンタッチで確実な脱着が行える「ツイストロック」機構を装備、付属工具で開閉できるため作業中のメンテナンスが容易にできる上、工具レスで開閉可能な燃料・オイルキャップの紛失を防ぐためナイロン紐を採用し、油脂類の注入がさらに容易になるなど、高い操作性、使い勝手のいいエンジンソーに仕上げている。
 同機を駆使し今回のJLC・プロフェッショナルクラスで優勝に輝いた今井氏は、第1回大会で準優勝を獲得して以来、内外の競技会に参加、自身の力を磨くとともに、世界を目指して競技に挑む仲間づくり・交流にも積極的で、NPO法人ロガーズ(群馬県)を立ち上げ、月1回の例会でメンバーそれぞれの技量を高めるなど、JLCを牽引してきた1人ともいえる。
 同氏は、2023年1月、(株)やまびこ初の伐木チャンピオンシップアンバサダーに就任。以降、国内競技ではエコー製品を採用する選手が年々増加している。今回のJLCin鳥取では、ジュニアクラス、レディースクラスを合わせ、計11人の選手が同社のチェンソーを使用(Shindaiwaブランド含める)、抽選で出場を逃した選手を含めればさらに多くのやまびこ製チェンソーユーザーがいる。
 今大会のプロフェッショナルクラスでは、前回のWLCに参戦した横山大蔵氏が4位、同じくWLC経験者の杉本和也氏が5位と、代表権は逃したものの、錚々たるチェンソーマンがECHOを手に熱戦を繰り広げ、(株)やまびこがそのバックアップに力を傾けた。選手の多くは、林業現場で伐倒作業に従事し、あるいは町場の特殊伐採に携わっている。JLCに挑戦する若きチェンソーマンが大会結果を目の当たりにすることで、ECHO並びにSindaiwaチェンソーが、プロの現場でより多くの支持を集めていくことは間違いなかろう。
 今井氏は、表彰の席で「仲間のおかげで私はこの場所にいる」と、感謝と喜びの言葉を発した。また、受賞後、「沢山の方の応援を通して、皆様との関りの深さをを改めて実感できたことがとても嬉しく、会場で過ごす時間はとても貴重でした」と振り返り、今後も感謝の気持ちをもって与えられた役目をしっかりと全うしていきたいと述べた。
 (株)やまびこは、今井氏の優勝を受け、「当社製品の性能と信頼性を証明する結果であり、ブランド価値向上にも大きく寄与するもの」としつつ、「当社は今後も本大会を通じて、林業のさらなる発展と安全な作業環境づくりに貢献していく」とコメント。今井氏の輪・和を尊ぶ心情と同様に、人と自然と未来をつなぐ同社の姿勢を改めて強調している。

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