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令和7年11月3日発行 第3574号 掲載

直播など最新機械提案/秋田農機ショー

 「先人に学び農業の未来をひらく―未来へと 湧き立つめぐみ 湯沢から」を総合テーマに掲げた「第148回秋田県種苗交換会」の協賛行事として、「第77回秋田県農業機械化ショー」(主催=秋田県農業機械化協会・白石光弘会長)が10月31日、秋田県湯沢市の松ノ木河川公園にて開幕した。会期は10月31~11月4の5日間で、湯沢市で開催されるのは、9年ぶり13回目。種苗交換会の創設に尽力した石川理紀之介翁は、湯沢市出身の農業先覚者の思想や実践から多くを学んでおり、その理念は今も脈々と受け継がれているという縁の地である。
 同ショー会場では、今回、24の会員企業・団体、会員傘下21社が出展。育苗から移植、管理、収穫、調製まで揃った稲作機械をはじめ、ICT・ロボット機器といったスマート農機など、幅広いラインアップの最新機器が勢揃いし、各社とも主力製品から新発売の製品まで大きくPRした。実演コーナーにおいても、ロボット農機をはじめ、各社の一押し製品が実演され、多くの来場者が足を止めてじっくりと眺めていた。さらに、今回特に目を引いたのは話題の乾田直播技術が多く集まったことと、ショー会場隣の特設広場で実施されたドローン実演。クボタやヤンマーなどが乾田直播関連技術の製品を展示・提案しており、人気を集めた。
 開会式で主催者として挨拶した白石会長は、農業機械化協会会員の役割として、農業生産者を支えるスマート農業の対応、安心して使える安全な機械、営農規模にあった機械の安価で安定した供給、万全な故障時のメンテナンス対応等をあげ、不断なく一致協力していこうと述べつつ、ショーの盛会を祈念した。また、県内で熊の出没が相次ぐ中、予防に努めるよう周知した。
 ショー初日は平日にもかかわらず、開会前から大勢の農家が来場。来年の営農に向けて、新しい技術をチェックし、活発に商談や情報交換を行っていた。また、今年は湯沢市はじめ秋田県内でクマの出没が相次いでいることを受け、定期巡視など、会場にてクマを寄せ付けない対策を行い、安全確保に努める中での開催となった。

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