独自肥料を開発、みどり法実施計画で認定/WAKU

(株)WAKU(姫野亮佑社長・岡山県岡山市北区芳賀5303)はこのほど、農林水産省が推進する「みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画」の事業者として認定された。
同社は植物の光合成活性や根張りを促進する機能を持つ「グルタチオン」に着目し、独自技術を活用した肥料の開発・普及を推進している。今回の認定により、以下の2つの目標に向けた活動を加速していく。(1)安価なグルタチオン含有肥料及びグルタチオン含有有機質肥料の製造方法を開発(2)当該肥料を用いて化学肥料の使用低減と収量向上を両立させる施用方法を開発。
みどりの食料システム法では、環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供等を行う機械・資材メーカーなどの事業計画(基盤確立事業実施計画)を国が認定し、認定を受けた者が行う設備投資について税制・金融上の支援措置を講じている。今回、同社が申請した基盤確立事業実施計画について、令和7年9月26日付で農林水産大臣に認定された。
同社は「グルタチオンで人類の食を守る」をミッションに掲げ、農業用バイオスティミュラント等の研究開発・事業化を進めるスタートアップ。グルタチオンを活用した独自の肥料・バイオスティミュラントの開発を通じて化学肥料使用量の削減・収量の安定化・品質向上に貢献し、持続可能な農業の実現を目指している。
同社は岡山を拠点に、東京大学などの研究機関、全国の農業法人・肥料商社、生産者と連携しながら、国内外での実証と普及を進めている。
また、国内市場での展開のみならず、海外市場にも挑戦し、気候変動や食料危機といったグローバルな課題の解決に寄与する日本発の技術を発信している。









