MENU
令和7年10月27日発行 第3573号 掲載

県のスマート農業振興策:動画作成し広くPR/秋田県農機ショー特集

 秋田県におけるスマート農業推進の取り組みは、スマート農業に関する各種の情報を整理するとともに、生産現場への導入に向けた手引きとして「秋田県スマート農業導入指針(R7年3月改訂版)」を策定。同指針をもとに、県内でのスマート農業の普及・定着に向けて研究開発、現地実証・普及、導入支援、指導体制の整備を進めている。
 そのうち水田作については、既に自動化・見える化等の機能を装備したスマート農機が整いつつあることから、現場への導入が進んでいるスマート農機の省力効果等を講習会などで農家へ広く周知するとともに、水稲・大豆栽培に一連のスマート技術を導入した一貫体系における労働生産性や土地生産性の向上効果について検証。具体的には、除草ロボットや水位センサー、給水ゲートを用いたグリーンな栽培体系への転換、衛星画像と可変施肥田植機を用いた「サキホコレ」の可変施肥実証などが進められている。
 野菜作については、露地野菜では自動操舵システム・ドローン(ネギ、エダマメ)、パワーアシストスーツ(スイカ等)が、施設野菜ではAI自動灌水施肥システム(トマト、キュウリ)が技術実証され、県内で導入が進んできている。
 県では、普及段階にある自動操舵システム、ドローン等については、実演会の開催等を通じて農家へ広くPRする。メーカー、大学、試験研究機関と連携して進めている果菜類の収穫ロボットの開発については、秋田県に合った技術となるように検討を進めている。
 一方、秋田県では7年度におけるスマート農業推進事業の一環として、スマート農業技術を紹介する動画を作成しており、県ホームページにて明年1月に公開予定。紹介する技術内容は、(1)ドローン(2)直進アシスト(自動操舵)(3)農業支援ソフト(圃場管理システムなど)(4)無料アプリ(AIによる診断など)となっており、各々の技術についての専門家による説明、実演風景、導入農家の声が収録される予定。
県担当者は「農業者がスマート農業技術を導入する際の参考にしてほしい」としている。

カテゴリー別最新ニュース