MENU
令和7年10月27日発行 第3573号 掲載

強靭化へ森林整備/全国森林組合連合会が組合大会開催

 JForest全国森林組合連合会(中崎和久代表理事会長)は21日、都内中央区の銀座ブロッサム中央会館で、第30回JForest全国森林組合大会を開催した。今年は国際協同組合年であることから、これを記念する大会でもあるとし、SDGsへの積極的な貢献や、協同組合の社会的認知・理解の向上などにおいて、森林組合系統が一丸となって取り組んでいくことを確認した。
 最初に挨拶に立った中崎会長は、145万人の森林組合員を代表して、全国から多くの組合員が参集したことに感謝の意を示したうえで、「森林林業によるグリーン成長を成し遂げるためには、今まで以上に政策面での支援が必要」などと訴え、さらなる政策的後押しを求めた。
 その後、地域林業や系統発展に功績があった419名の表彰式を行ったのち、財源確保と組合発展の2点について、三次地方森林組合と富山県西部森林組合から意見表明があり、それを受けた形で大会決議がなされた。
 このうち、令和8年度林業政策・予算に関する要望では、▽2050年ネット・ゼロ・国土強靭化に向けた森林整備・保全と適切な管理の推進▽人材の確保・育成と労働安全対策推進強化▽生産性向上と需要拡大による国産材の供給・利用促進等▽激甚な災害からの復旧・復興▽林業及び山村振興等に必要な林業税制の改正―の5点を提示。 また、「Jフォレストビジョン2030」の前半5年間の成果と課題を検証したうえで、森林保険の加入や林業技能士資格取得の推進などの取組事項を追加し、同ビジョンの見直しを行ったことを報告した。

カテゴリー別最新ニュース