種籾用播種機など新商品9機種/スズテックが発表

(株)スズテック(鈴木直人社長・栃木県宇都宮市平出工業団地44の3)は21日、本社で2025年新商品発表会を行い、稲作用の播種機TRK4000K/同3000/RK300、播種機RK150、もみ感知ブザーMKB1、トウモロコシ播種機STH7SC、セルトレイ土入れ機STS209、ニラそぐり機NS500、新玉ねぎ調製機RTC2000PRO―の9機種を発表。来年11月に80周年を迎える第70期の社内方針を明らかにした鈴木社長は、「謙虚さ・丁寧さを大切に!」をテーマに掲げ、農家、取引先に選ばれる商品・サービスの提供に注力していく姿勢を強調した。
発表会には、鈴木社長、三島勲常務、中塩智之取締役技術部長、新たに取締役に就いた松本貴央営業部長、黒子仁技術部副部長が出席。会に先立ちテレ東の番組「アルバレスの空」で流した同社の取り組みビデオ(製造こそ顧客に向き合え)を映し、会社運営方針の一端を示した。
初めに挨拶した鈴木社長は、増収増益となった69期を踏まえ、来年11月に創業80周年を迎える第70期は、「謙虚さ・丁寧さを大切に!~選ばれる商品(仕様・品質)・サービスを提供し、信頼・必要とされる企業を目指そう~」を全社テーマに掲げ、一丸となって事業展開を進めると意欲を示した。(概要は別掲)
また、新商品のうち、「ニラそぐり機NS500」は、高知県を超えるニラ産地・栃木を目指す県の方針に即して開発したもので、22日には福田富一知事に同機の受注開始を報告。11月1日に開催される「とちぎ食と農魅力発見フェア」では知事に実演披露する予定だと紹介した。
次いで三島常務が、9月1日付で令和7年度の栃木県フロンティア企業の認証を受けたことを報告。同認証は9度目で、認証技術・製品は昨年の新商品発表会で出した「ニラ調製機NT801」。認証期間は令和10年8月31日までの3年間。同機およびニラそぐり機の発売により、同社の地元ニラ生産に対する貢献度はますます大きくなる。
今回発表した新商品の特徴などは次の通り。 (詳細は次号)
▽稲作向けの播種機(TRK4000K/同3000/RK300)=特に育苗箱の両脇からの土漏れ、土入れ量の偏りを防ぎ、また、種籾漏れや播種が薄くなることを防ぐそれぞれのガイドを採用、資材のロス、無駄を抑制する。補助レール本体は折りたたみ収納式でロック機構を備え、安全性、収納性に優れる。また、折りたたみ式補助脚により、育苗箱の荷重によるたわみ・変形を効果的に抑制するなど、農家要望を極力製品に反映させ、使いやすい播種機として需要把握の期待は大きい。RK300は、灌水量の上限を拡張、最大2・3リットル/箱の灌水が可能で、人工マットにも対応する。
▽播種機RK150=人工マット環境に適した灌水量・構造で、薬剤灌水にも標準対応。オプション仕様では粒状培土や厚播きに適した灌水量・構造に変更可能。
▽もみ感知ブザー=種籾の補充タイミングを知らせるもので、播種部の補助ホッパーに簡単にセット可能。
▽トウモロコシ播種機=北海道の要望に応え開発。スイートコーンコーティング種子に適用。1人作業で約100トレイ/時の播種が可能な高効率機。播種穴の鎮圧成型と播種を同時に行う一体型作業機。
▽ニラそぐり機=収穫したニラの泥汚れや余分な外葉を取り除くそぐり作業の機械化を他機種と比較し低価格で実現。処理能力(1束当たり110グラム想定)は500束/時。水とエアーの複合噴射により効率的に除去する。処理スピードは3段階に設定可能。最大600ミリの長尺ニラのそぐり処理に対応。









