自動走行の芝刈機、デモを開始/ハマダゴルフ機器

ハマダゴルフ機器(株)(谷川茂喜社長・大阪府大阪市北区長柄中3の2の18HGKビル)が販売を手がける「I―GINS搭載 自律走行芝刈機」は、ジャコブセン社「フェアウエイ5連リールモア」(LF550/LF570)に、マミヤ・オーピー(株)が開発した高精度な自律走行制御ユニット「I―GINS」を搭載した、ゴルフ場フェアウエイ向けの自動走行芝刈機だ。
I―GINSとは、GPS(全地球測位システム)と慣性航法により機体の位置を検出し、あらかじめ作成した走行経路を独自のアルゴリズムで自律走行する制御システム。これを搭載することで、無人で精度の高い芝刈り作業を実現した。測量したデータ(マップ)を基に、刈り込み方向、速度、旋回パターン、ラップ幅など、キーパーの考え方を細かく反映した走行経路を作成することができる。
例えば旋回パターンは、スイッチバック方式やループ方式など複数あり、また各々の回転半径も設定可能で、随所に芝を傷めない配慮が施されている。一度データを取得すれば、パソコン上で経路などの修正ができることも特徴だ。
自動走行の精度に関しては、1ホールを走行する際、経路と機体の中心軸のズレ幅は、±2センチ以内が約80%、±5センチ以内が約98%に収まる。外周刈りを3回させた走行再現性テストでのズレ幅は、芝の条件や天候により異なる場合があるが、1・5センチという高精度だった。
操作はネットに接続できるスマートホン(アンドロイド)で可能で、刈り終わった部分は色で判別できるので作業の進捗がわかりやすく、中断した場合でも再開しやすい。また安全性能にも優れており、機体の前後に各々2系統のセンサーを搭載し、走行するコースに障害物があれば自動で停止。また、非常停止ボタンも2カ所に設けている。
ハマダゴルフ機器では同製品を直接体験できる実演を今年6月から開始した。コース内の一部でデモストレーション、また管理棟敷地内での無人走行などが可能だとしている。
問い合わせは、本社(TEL06・6353・0189)まで。









