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令和7年10月20日発行 第3572号 掲載

有楽町で「森林の仕事パーク」を開催/全国森林組合連合会

 全国森林組合連合会(中崎和久代表理事会長)は12、13の両日、都内のJR山手線有楽町駅・駅前広場で、「森林の仕事パーク」を開催した。連休とあって、多数の都民が足を止め、海外からの観光客の姿も数多くみられた。会場には木工体験や立木伐倒のもようをVRで体験できるコーナーがおかれたほか、ステージでは林業の魅力を語るトークショーなどを実施、森林を適切に管理する林業の仕事の価値を改めて広くアピールするとともに、新規従業者を募る一助とした。
 同イベントは、林業に興味がある人の就業支援、キャリアアップを目的に進めている「緑の雇用」の一環として行ったもので、林業の現場で使っているチェンソーや安全装備の展示コーナー、森林の仕事相談コーナーのほか、ヒノキチップ詰め放題、薪割りチャレンジ、森林グルメを食するキッチンカーなど、大人も子供も楽しめる企画構成とした。
 ステージでは、まず主催者として林野庁林政部経営課の小坂田章志課長と全森連の富山洋専務理事があいさつ、森林・林業の大切さを示すとともに、森の仕事の中身を知る機会にしてほしい旨を話し、23'ミス日本みどりの大使・上村さや香氏を交えて開会のウッドカットを行い、ステージショーがスタート。
 日本大学藝術学部で助教を勤めシンガーソングライターでもある上村氏は、自身が使うギターにはすべて国産材が使われていることなどを紹介、また、自作の「森で愛ましょう」を熱唱し、本人の森林愛を伝えながら林業の仕事の重要性を強調した。
 実際に吉野林業に携わっている梶谷哲也氏、群馬県で林業に従事し日本伐木チャンピオンシップ(JLC)、世界伐木チャンピオンシップ(WLC)への関わりが深い今井陽樹氏によるトークショーでは、地域と温かくつながり、家族と有意義な時間を過ごすことができ、ストレスの少ない自然の中で仕事に情熱を傾けられるなど、魅力にあふれる林業の価値をアピール。
 また、2氏はJLC、WLCの競技種目・ソーチェン着脱を本番さながらに進め、11秒台の短時間でバー、ソーチェンを交換する妙技を披露。今井氏は安全かつ合理的な伐倒・造材作業に結びつく競技ルールを説明し、厳しい条件の下でもカッコよく仕事をこなしているチェンソーマンの一端を示した。
 普段はなかなか触れることのない林業について、参観者は興味深く各コーナーを巡り、トークショーにも聞き入りながら、理解を深めていた。

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