国際研究ネットワークRhizoNET設立/農研機構、INRAE(仏)

農研機構(久間和生理事長)及びフランスのINRAE(フィリップ・モーガン理事長、National Research Institute for Agriculture, Food and the Environment)は6日、日・仏・蘭・独の4カ国5機関が参画する植物フェノタイピング技術に関する国際研究ネットワークRhizoNETを立ち上げることとし、久間理事長とモーガン理事長の両名による署名式を行った。
植物フェノタイピング技術は、植物の形態、構造、機能などの観察可能な特徴や性質である表現型を測定・評価する技術。農研機構とINRAEは2016年に包括的連携協定(MOU)を締結後、2018年より本格的な連携を開始し、研究者の相互交流のプログラムであるJLC(Joint Linkage Call)を通じて研究者のアイデアを共同研究につなげてきた。RhizoNETは、INRAEの国際ネットワークのスキームを使って設立し、JLCで実施してきた植物フェノタイピングの研究を発展させる。
RhizoNETにはINRAE、農研機構に加え、フランス国立農業・食品・環境高等教育研究機構、オランダワーへニンゲン大学研究センター、ドイツライプニッツ研究所が参画する予定で、6日の署名式は他機関に先立って署名を交わしたもの。両理事長は、署名式に引き続き、今後のさらなる連携分野についても意見交換を行った。
今後は、JLCで開発してきた根の特徴を非破壊で短時間に数多く解析できるハイスループットな表現型解析システム及び、各研究機関が保有する異なる装置や遺伝資源を踏まえ、参画機関の強みを活かして気候変動に対応した作物開発を加速させる。RhizoNETのグローバルなネットワークとしての今後の発展が期待される。









