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令和7年10月20日発行 第3572号 掲載

第50回総会を開催/ツムラ角鳩会

 (株)ツムラ(津村慎吾社長・兵庫県三木市別所町巴46)は15日、「第50回ツムラ角鳩会総会」をANAクラウンプラザホテル神戸(神戸市中央区)で開催した。当日は角鳩会の会員や新聞社を含めた28名が参加。協議事項では5年度の事業・会計報告2、26年度の事業計画案などが協議され、異議なく可決承認された。このあと、50周年を記念した記念品が津村社長から長谷川会長に贈られた。続けて今年度の刈払機用チップソー・刈刃などの販売概況、新製品などが発表された。50年という節目を迎えた総会で会員はツムラ製品(角鳩印)のさらなる拡販を誓った。 ツムラ角鳩会の長谷川雅光会長((株)長谷川熊吉商店社長)は冒頭の挨拶で、「皆様のご協力のもと、今年で角鳩会は50年という節目を迎えることができました。思えば約40年前、私は角鳩会に初めて参加しました。その際、右も左も分からない私に先代の津村勇社長が『どや』と話しかけられた」と当時の会の一幕を話した。
 続けて長谷川会長は「そのどやに対して『非常に良い会ですね』と勇社長に返すと、『そやろ。草刈機メーカーの中でも、関係各社がこのように集まる会はウチしかないんや』と嬉しそうに話されたのが凄く印象に残っている」とし、「勇社長のどやの心中は、皆が集まってくれることへの感謝、そして会に対する誇りと自慢の表れであったと思う」と振り返った。
 また先代社長の会への想いと意志を現社長と専務が引き継ぎ、1年1年コツコツと積み重ねて会は50年を迎えたと賛辞を送った。
 次に津村社長が登壇し、参加者および販売代理店に向けて会の運営について謝意を述べた。津村社長は「1976(昭和51)年に第1回角鳩会が熱海で開催され、今回で50回を迎えることができました。当時からこれまで刈払機市場は年々成長し、刈払刃の出荷も年々増えてきました。その間、代理店の皆様と一緒に『角鳩印の丸鋸』を全国津々浦々まで広め、現在、角鳩印は信頼のブランドとして認知していただけるようになった」と話した。
 続けて「2025年度はチップソー、刈刃、ハンマーナイフ、フリー刃ともに2024年度より
増加となった。YоuTubeの影響もあり、つる草3枚刃、草刈3枚刃および2枚刃が顕著な伸びをみせている」と発表した。
 また「米の買取価格の上昇で農家の可処分所得も増えており、購買意欲の回復に期待するところで、弊社としてもそこに対応できるよう努めていきたい。今後もツムラ・津村鋼業、そして弊社の角鳩製品が必要とされる企業・商品として期待に応えるよう一層頑張ってまいります」と力を込めた。
 次に、ツムラの津村貴士専務取締役が2025年度のツムラ製品の販売概況を説明した。説明によると25年度は24年度に対し、ほぼ横ばいであった。昨年同様、今夏の異常といえる猛暑の影響で7~8月は苦戦し、8月以降は盛り返して24年度並みの売上げとなった。
 津村専務は「これまで原材料や仕入れ部品の高騰もあり、製造面では厳しい状況でした。一方、販売面では角鳩会員の皆様をはじめ、得意先様の中には販売実績を伸ばた会社も多数ありました。また昨年に続き、米の概算金がアップしたという点。これは農機業界にとっては良いニュースで、農機への投資意欲が高まることを期待したい」と力を込めた。
 続いて営業部の山口晴久部長からツムラ製品の説明があった。その中で新製品は、「W(ダブル)チタンダイヤモンドホイール」と、「チップソー研磨機 ケンちゃんDX(デラックス)」を紹介した。同ホイールは従来のホイールと異なり、チップソーの内側と外側を1度に研げる。同ホイールを従来のチップソー研磨機「ケンちゃん」に標準装備したのが前述のDXとなる。
 また、スパイダーモア用の「フリー替刃260取付ボルトセット」およびウイングモア用の「フリー替刃355取付ボルトセット」をラインアップした。これら新製品は2026年1月21日から発売を始める。

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