チェンソーの妙技競う/鳥取でJLC開催

18、19の2日間、鳥取県鳥取市の鳥取砂丘オアシス広場で、「第4回日本伐木チャンピオンシップin鳥取」が開催される。これまで日本伐木チャンピオンシップ(JLC)は、2014年の青森県会場を皮切りに、昨年の第5回大会まで連続青森県で実施され、世界伐木チャンピオンシップ(WLC)の日本代表選手を選考してきた。この間、鳥取県でも独自に大会を催してきたが、今回初めて日本代表を決定する公認の場となり、JLC全体の広がりを印象づけている。
大会には全国から約80人のチャレンジャーが参加。うちジュニアクラス、レディースクラスは各10人で、若い世代、女性にも着実にチェンソー技術者は増えている。
初日の予選会、2日目の決勝大会を経て、プロフェッショナルクラスの上位3名、ジュニアクラス、レディースクラスそれぞれの優勝者は、来年3月にスロベニアのシェンチェルネイで開かれるWLCに日本代表として参戦する。
近年、WLCでは種目別で金メダル、総合で銅メダルを獲得するなど、日本人選手は目覚ましい活躍をみせ、世界の注目度も一躍上がっている。
森林は国土や環境を健全に保つための不可欠な要素であり、その適切な管理を担う林業は、まさに日本を維持発展させていく上で欠くべからざる産業になる。
ただ、職場環境の視点で林業の現場をみると、過酷ともいえる状況にあり、事故率ではワーストランク。特にその大きな要因となっている立木伐倒の作業については、基本事項の励行、正しいチェンソー操作、安全装具・用具の装着など、安全を確保する様々な要件を満たす必要があり、JLCにおけるルールには、そうした安全要素が数多く含まれている。
加えて、競技者はカラフルかつデザイン性の高い防護具に身を固め、颯爽とツリーマストや丸太に対峙してスピーディーに技を繰り出し、技術の高さはもちろん、見た目のカッコよさでも観客を魅了する。大会会場は、林業に若い世代を引き込む好適な空間にもなる。
「鳥取でNo1を決めようぜ!」と戦いに挑む選手たちは、そのままで日本林業の明日に貢献しているといえる。









