水稲直播の技術パンフをHPに掲載/農研機構

農研機構は7日、技術紹介パンフレット「水田直播栽培における難防除雑草の防除」をホームページに掲載した。
昨今導入が求められている水田直播栽培において、多年生雑草などの難防除雑草対策が困難になっている状況を踏まえ、農林水産省委託プロジェクト研究「直播栽培拡大のための雑草イネ等難防除雑草の省力的防除技術の開発」(2019~23年度)で開発・実証した技術と成果を生産現場で取り組めるように取りまとめたもの。
難防除雑草を防除するにあたって、(1)防除上重要な生態的特性(2)推奨する防除体系の事例と防除のポイント(3)推奨防除体系による防除効果と防除コスト(4)推奨防除体系に組み入れ可能かつ有効性が確認された除草剤―を解説している。
同資料で取り上げる難防除雑草は、オモダカ(湛水直播栽培)・クログワイ(湛水直播栽培)・グリホサート抵抗性ネズミムギ(不耕起V溝乾田直播栽培)。
目次をみると、除草剤の効果的な使い方を解説したのち、これら3種の難防除雑草における生態と防除対策について、▽生態▽防除体系▽防除体系の導入効果▽有効性が確認された除草剤―などの項目に分けて、それぞれ詳しく紹介している。
このうちオモダカの解説について一部をみると、防除のポイントとして(1)オモダカは発生期間が長いため、有効な除草剤を複数回使用する体系処理での防除が基本(2)移植栽培に比べ、生育期間中の発生が遅れる傾向があるため、処理適期を逸しないよう、早期に発生した個体の生育程度を見極めて除草剤を散布(3)1回目の除草剤は、稲の平均葉齢が1葉に達した時期以降に散布し、2回目の除草剤はオモダカの生育程度に気を配りながら、播種後40~50日に散布(除草剤によってオモダカに有効な処理時期が異なるので、農薬ラベルの使用上の注意事項で確認)(4)通常はノビエなどオモダカ以外の一般雑草も発生するので、播種前後に一般雑草対象の除草剤散布を推奨―などと説明している。
同パンフレットは農研機構ホームページから確認可能。









