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令和7年10月13日発行 第3571号 掲載

農機具まつり盛況、スマート農機を提案/愛媛県農林水産研究所

 愛媛県農林水産研究所の農業・果樹部門の研究成果を広く公開する農林水産参観デーが1、2の両日、松山市の農林水産研究所と果樹研究センターで開催された。両会場では同県農機具協会が協賛する「農機具まつり」が開催され、最新型の農業機械や農園芸関連資材が多数出品され、多くの来場者で賑わった。
 農機具まつりは、愛媛県農機具商業協同組合(冠範之理事長)が開催する毎年恒例の行事である。
 期間中は晴天に恵まれ、暑いくらいの陽気にもかかわらず、会場には最新の農機や情報を求める農家が来場した。
 今回はスマート農機・農業DX関連機器の展示・実演会が中心に行われた。最新のトラクタ及び田植機、コンバインなど各種農機が展示され、会場中央に設けられた実演会場では、直進アシスト機能付きトラクタの実演が行われ、多くの農家が注目した。
 今年は果樹研究センターにおいて、ヤンマーアグリジャパンによるドローンの実演が行われた。
 実験圃場となっているミカン畑を実際に使い、水を農薬に見立てて散布するデモンストレーションが行われた。山間地域にあるミカン畑は、足元が悪く、重い噴霧機を担いでの農薬散布は大変な重労働で、ミカン農家にとっては大きな課題となっている。実演では、エリアを決めコースを設定して散布するモードや、樹木にピンポイントで散布するモードなどを披露し、多くの農家が関心を寄せた。
 また愛媛県農機具商業協同組合のブースでは、恒例の農機安全講習会が開催された。今年はトラクタ、コンバインのほか、最近利用が増えているリモコン草刈機も加え、それぞれの機械に関するメンテナンスや運転技術、安全な使い方、日頃の心構えや服装などの注意点を分かりやすく説明し、農作業事故防止を訴えた。講習会には多くの農家が参加し、関心の高さが伺えた。
 冠理事長は「両日とも天候に恵まれ、6700人余りの方に来場いただいた。果樹研究センターの実験圃場を使用したドローンの実演には、多くの方が集まり注目された。また、直進アシスト付きトラクタにも多くの関心が寄せられた。スマート農機を用いて、愛媛農業を省力化できることをアピールできた2日間だった。協力いただいた組合員やメーカーの方々に深く感謝します」と総括した。

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