前年比63万4000t増/農林水産省・令和7年産水稲の予想収穫量

農林水産省は10日、令和7年産水稲の作付面積及び9月25日現在の予想収穫量を公表した。それによると、生産者が使用しているふるい目幅1・85ミリ、1・90ミリ等ベースの予想収穫量(主食用)は715万3000トンで、前年産に比べ63万4000トン増加と見込まれる。前年産に比べ作付面積が10万8000ヘクタール増、単収が5キロ増となったことから、予想収穫量は平成29年以来、最高となる見込み。
令和7年産水稲の作付面積(青刈り面積を含む)から、備蓄米、加工用米、新規需要米等の作付面積を除いた主食用作付面積は136万7000ヘクタールで、前年産に比べ10万8000ヘクタール増加が見込まれる。これは、新規需要米や備蓄米などからの転換等があったため。
9月25日現在における全国の10アール当たり予想収量(生産者が使用しているふるい目幅ベース)は、524キロ(前年産に比べ+5キロ)と見込まれる。これは、一部地域で5月上旬から6月中旬にかけての気温や日照時間が前年を下回る地域があったものの、多くの地域で総じて天候に恵まれたため。
これを地域別にみると、北海道においては6月上旬までの日照不足により全もみ数がやや少なくなったことなどから、550キロ(前年産に比べ△12キロ)と見込まれる。北海道と沖縄県を除く各地域では、6月中旬までの低温、日照不足により、東北、関東等では穂数が少ない地域がみられたものの、6月下旬以降おおむね天候に恵まれ、多くの地域で全もみ数が前年以上に確保された。東北は556キロ(同±0キロ)、北陸は516キロ(同+6キロ)、関東・東山は524キロ(同△5キロ)、東海は493キロ(同+19キロ)、近畿は504キロ(同+16キロ)、中国は516キロ(同+18キロ)、四国は489キロ(同+18キロ)、九州は479キロ(同+13キロ)と見込まれる。
主食用作付面積に10アール当たり予想収量(生産者が使用しているふるい目幅ベース)を乗じた予想収穫量(主食用(生産者ふるい上米))は715万3000トン(前年産に比べ63万4000トン増加)と見込まれる。
新たな指標である全国の作況単収指数(前年産までの5カ年中3年平均)は102、前年産比は101と見込まれる。









