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令和7年10月6日発行 第3570号 掲載

カーボンクレジット購入/バイエル クロップサイエンス

 バイエル クロップサイエンス(株)(大島美紀社長・東京都千代田区丸の内1の6の5)はこのほど、水稲栽培における中干し期間延長時の雑草防除の最適化をサポートし、新潟県内で創出されたカーボンクレジット(J―クレジット)を購入した。
 同社は、この取り組みを農業分野における脱炭素化を体現する重要なステップと位置づけ、環境負荷の低減にさらに貢献していく。
 日本におけるメタン排出量の約4割を水田からのメタン排出が占めるといわれ、農林水産省もその削減を推進している。この削減には、水稲栽培における中干し期間を7日間延長することで、メタン排出量を約3割削減できることが確認されており、J―クレジット制度でも有効な方法論として承認されている。
 同社は、脱炭素化と生産者の収益性強化の両立を実現するソリューションの構築を目指す中、水稲栽培における雑草の発生状況に合わせて最適な除草剤の処方提案を行う「水田雑草テーラーメイド防除」を中心としたソリューションに、中干し期間延長時における雑草防除を最適化する処方の実装等を通じ、生産者の中干し期間延長時における不安や課題解決に向けた環境整備に継続して取り組んでいる。
 今回、J―クレジット制度プロジェクトの運営・管理を行う三菱商事(株)及び、営農支援アプリ「アグリノート」の開発などを行うウォーターセル(株)と連携し、同社は新潟県内の生産者が行う中干し期間延長によるメタンの排出量の削減を「水田雑草 テーラーメイド防除」を中心とした雑草防除でサポートする。
 また、農業分野における脱炭素化をさらに推進することを目的に、同社としては初めて、取り組みを通じて創出されたカーボンクレジットを購入した。
 大島社長は「気候変動や食料安全保障など複層的な課題に直面する中、日本の生産者の皆様に収益性強化と脱炭素を両立する最適散布からカーボンクレジット創出までの一気通貫したソリューションを提供できることを大変嬉しく思います。クレジット購入までの道筋を示すことで、持続可能な農業の実現に向けた重要なステップになると考えています」と述べている。
 地球温暖化が進展する中、温室効果ガスの排出量削減および地球温暖化の影響に適応した新規技術の導入が進められている。
 同社は「水田雑草 テーラーメイド防除」を中心としたソリューションを軸に、専門性を有する多様なパートナーとの「共創」を通じて、日本の農業における喫緊の課題解決に向けたソリューション開発を加速し、農業の持続可能な成長に貢献していく。

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