活況呈した農業WEEK

農業に関連する最新の資機材や情報が一堂に会する「第15回農業WEEK(通称J―AGRI TOKYO)」が1~3の3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された(主催:RXジャパン(株))。同展は2011年にスタートした国内最大/アジア最大級の農業・畜産総合展示会で、今回は同時開催展を含めて1000社が出展し、最新のスマート農業関連製品・技術をはじめ、肥料、土壌改良材、6次産業化関連製品・サービス、畜産関連機器・資材などが参集。これには日本全国ならびに海外からも多くの農業関係者が駆け付け、実物を熱心に見て、実際に試しつつ、積極的な情報交換を行っていた。
スマート農業EXPO・農業資材EXPO・次世代農業経営EXPO・畜産資材EXPO・農業脱炭素・SDGsEXPO―の5展で構成される農業WEEK。今回は幕張メッセの5~7及び9~10ホールを活用して大々的に開催され、大勢の来場者でにぎわった。
15回目を迎えた農業WEEKでは15周年記念特別企画も満載。井関農機やヤマハ発動機などが最新のスマート農業機器の展示・実演を披露した「スマート農業タッチ&トライ2025@豊砂公園」(10面に記事)、実践的なビジネスモデルや成功事例を共有する「ファームデザイン&ディベロップメントフォーラム2025(FODファーラム2025)」、施設園芸の最新の知見と実践的技術を一堂に集めた「施設園芸フォーラム2025」などを実施。
さらに、会期中は連日無料の農業WEEK特別講演を行い、農林水産省をはじめ、クボタやヤンマーなど官民学や農業者による全18講演が開催され、いずれも人気を集めた(6面に記事)。
また、会場では同時開催展として、ガーデニング用品、アウトドアグッズ、緑化資材が集う「第19回GARDEX(国際ガーデン&アウトドアEXPO)」や、プロツール&DIYの総合展「第15回TOOL JAPAN」も併催され、自由に行き来できるようになっており、関連商品を幅広く見て回る参観者が多くみられた。両展では今回新しく製品実演・デモンストレーションイベント会場が設けられ、1、2の両日にアイデックやユニックなど各社が自慢の製品の実演を行い、参観者にアピールした。
今回会場内を取材して感じたのは、例年以上に若い農業者の来場が多かったということだ。彼らの多くは明るい表情で熱心にブースを見て回り、興味がある資機材を見比べ、試しながら情報を収集し、新技術を導入する意欲が高いという印象を受けた。
農経しんぽうもブースを出展して情報発信を行ったが、小間で対応していた短時間でも、多くの農業者が新聞を眺める姿が見受けられ、複数の問い合わせを受けたりなどした。昨年から続く米価の高止まりを受けて、水稲作を中心とした農業者の懐が潤ったことから、来年に向けて新しい農業技術を求めに来た農家が多く来場したのではと推察した。









