人間工学に基づいたハサミが好評/ウド・エルゴ研究所

(有)ウド・エルゴ研究所(宇土博代表・広島県広島市南区稲荷町5の11の1002)の宇土代表(医学博士)が開発した腱鞘炎を予防する園芸用ハサミ「Dr.Cut(ドクター・カット)」が果樹園などの現場で「楽に枝を切れる」と生産者から好評を博している。
Dr.Cutは主にミカンなどの収穫で枝を切るときに使う。規模にもよるが、ミカンの収穫では1日に1人1万個余りの枝を切る作業を伴う。この場合、枝を切ったあとはヘタの茎を切るため、計2万回ものカット作業が必要となる。
しかし、カット作業において従来のハサミでは持ち手が硬い。ハサミを握りきったとき(カットの瞬間)、持ち手と持ち手がぶつかる(打ち合い)ことで衝撃が手に伝わり、負担が大きくなる。
一方、Dr.Cutは持ち手をすべて弾力性のあるシリコン樹脂で覆い、打ち合いの衝撃を緩和する緩衝材を持ち手の内側に付けている。そのため従来のハサミに比べて打ち合いの衝撃を抑え、手指の負担を4分の1に減らしている。
持ち手部分は人間工学に基づいた適正な厚みと硬度で設計しており滑りにくい。10ミリ程度の枝なら少しの力で楽にサクサクと切ることができる。誰の手にも抜群にフィットし、心地よい握り具合のため、切る作業が楽しくなるほどだ。
宇土代表は、「腱鞘炎の原因は、ハサミの打ち合いのときに伝わる激しい振動(衝撃)がハサミの持ち手に伝わり、続いて手に伝わることで起こる。そのため内側に付けた緩衝材で衝撃を抑えているのがDr.Cutの特徴」と製品に確固たる自信をみせる。
Dr.Cutの全長は、160ミリ、幅135ミリ(折りたたみ時は60ミリ)で重量は116グラム。刃の素材は高炭素刃物鋼。カラーは透明感のあるグリーン、ピンク、ブルーの3色。価格は3300円(税込み)。日本製。
宇土代表は、1991年に人間工学に基づいたボールペン「Dr.Grip(ドクター・グリップ)」を開発。健康を考えた世界初のボールペンとして文房具界に一大ブームを巻き起こし、世界的なヒットになった。









