食肉販売は1724t/農林水産省・令和6年度野生鳥獣資源利用実態調査

農林水産省は9月26日、令和6年度における野生鳥獣資源利用実態調査結果を取りまとめて発表した。それによると、食肉処理施設が令和6年度に処理した野生鳥獣のジビエ利用量は2678トンで、前年度に比べ1・9%減少した。ジビエ利用量は過去最大だった前年度に次いで過去2番目に多い結果となった。
このうち、食肉としての販売目的で処理したジビエ利用量は1724トン(前年度比0・4%減、全体構成割合63・4%)、ペットフードとしての販売が830トン(同4・2%減、同31・0%)、自家消費向け食肉が104トン(同13・3%増、同3・9%)、解体処理のみを請け負って依頼者へ渡した食肉が20トン(同66・7%増、同3・9%)。
また、食肉として販売した数量1324トンを鳥獣種別にみると、シカが1211トン(同2・3%増)、イノシシが485トン(同5・1%減)、その他鳥獣が28トン(同22・2%減)とシカのジビエ利用量が増えている。
ジビエ利用量を都道府県別にみると、北海道が860トンで最も多く、次いで兵庫303トン、長崎160トン、長野134トン、広島121トン、京都101トン、静岡87トンなど。
また、食肉処理施設が処理した野生鳥獣の解体頭・羽数は19万716頭・羽で、前年度に比べ4・4%増加した。これを鳥獣種別にみると、シカが12万7513頭で5・3%増加、イノシシが4万247頭で0・8%増加、その他鳥獣(クマ・鳥類・その他)が2万2956頭・羽で6・3%増加した。
捕獲方法別にみると、わな11万4431頭・羽(全体構成割合60・0%)、銃器5万5334頭・羽(同29・0%)、網2万950頭・羽(同11・0%)だった。
一方、食肉処理施設で処理して得た金額は54億1800万円で、前年度に比べ0・2%増加した。このうち、食肉の販売金額は45億5600万円で、同3・5%増加した。鳥獣種別にみると、シカが27億5800万円で7・3%増加、イノシシが16億4200万円で0・1%減少、その他鳥獣が1億5600万円で17・5%減少となった。ペットフードの販売金額は7億9200万円(同10・8%減)となった。









