コマツ:CTL工法をPR/林業・環境機械展示会特集

コマツ(今吉琢也社長・東京都港区海岸1の2の20)は、大分でPC138US―11ロングリーチグラップル装着可能車を実演した。広範囲の集材作業を実現し、作業効率の向上に貢献する林内作業専用機。パルフィンガー製テレスコピックアームに最大開口幅1480ミリの木材グラップルFG27を装備。最大作業半径12メートルを実現し、大径木でもスピーディー安定した集材作業ができる。
宮城林機展では、CTL機をメーンに出展する。CTL工法とは欧州などで一般的な林業の工法。森林内で立木の伐倒と枝払い・玉切りを行い、長さを揃えて丸太を搬出。CTL工法にはハーベスタとフォワーダの2機種を使用し、宮城では参考出品のハーベスタ931XCとフォワーダ855をPR。いずれもタイヤ式なのが特徴だ。
コマツは今年5月から日本の林業現場でCTL工法のトライアル導入を開始した。日本は林業先進国の北欧諸国に並ぶ広い森林面積を有し、木材生産において高いポテンシャルを持っている。
日本では油圧ショベルをベースとした機械が主流で、生産プロセスごとに数種類の機械を用いる工法が一般的。急峻な地形が多い日本の山林では、海外製のタイヤ式林業機械の適用が難しいと考えられていた。
昨今は林業従事者の減少や人手不足の課題を背景に機械化工法への注目が高まっている。CTL工法は日本の従来工法に比べて、より少ない人数かつ少ない機種で木材生産に関わる一連のプロセスを行うことができ、木材生産における生産性や安全性の向上、コスト低減の効果が期待でき、林業の課題解決に役立つ。
この他、今年6月にフルモデルチェンジした最大積載質量6トンの全旋回式クローラーキャリア(くるくるダンプ)「CD60R―3不整地運搬車」などを出展。林業シミュレーターの体験もできる。









