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令和7年9月22日発行 第3568号 掲載

愛媛県が農業の魅力発信/四国農機展特集

 愛媛県農林水産部農業振興局農産部園芸課は、県下全地区の農業振興における様々な取り組みを行っている。同課より発表された「魅力発信!えひめ農業NOW」から、各地区での様々な動きを紹介する。
 【集落リーダーがスマート農業機器の有効性を確認(東予地方局地域農業育成室)】
 集落営農組織リーダーを対象としたスマート農業研修会を開催し、水田の自動給水システム、農業用ドローン、営農管理システム等の地域内に導入されているスマート農業機器の現状や、今後普及が見込まれる機器の導入に際しての注意点等を説明。実演会では、有人型ロボットトラクタが披露された。
 農業用ドローンは関心が高く、薬剤散布に加え、肥料施肥や対象となる作物の拡大等の複合利用を推進するとともに、導入による収支試算の提供等を通して作業や経営の効率化を推進する。
 【熱中症対策、農作業事故防止の徹底を指導(中予地方局地域農業育成室久万高原農業指導班)】
 町内26カ所での水稲後期管理講習会に合わせて、熱中症対策、農作業事故防止の徹底を指導。早期の梅雨明けによる気温上昇の影響により熱中症リスクが高まっているため、早めの給水、こまめな休憩を心掛けることや、高齢者は暑さの感覚が鈍くなるため特に注意することなど、わかりやすく説明。
 また、農作業安全についても、緊急時に対応できるよう携帯電話の常時装備、家族に作業場所を連絡し、無理のないペースで作業を行うことを周知した。
 【紙マルチとアイガモロボットの除草効果を検
証(東予地方局地域農業育成室)】
 再生紙マルチとアイガモロボットを使用した水稲栽培の実証圃場において、田植後2カ月半が経過した時点の雑草の発生状況等を調査。
 紙マルチ地区では、資材費が高くなるものの、田植後1カ月頃から紙が溶け始め、溶けた紙の層が残ることで2カ月半が経過しても抑草効果を発揮した。
 アイガモロボット区では、田植え後1カ月間は除草できたものの、その後は稲の生育からロボットの走行ができないため2カ月後には除草が必要になった。
 米価高騰により減農薬米と一般栽培米との価格差が縮小していることから、引き続き、労働時間や販売価格等を考慮し次年度の対応について関係者と協議する。
 【「ひめの凜」の品質向上へ講習会を開催(中予地方局地域農業育成室伊予農業指導班)】
 関連地区管内における「ひめの凜」の認定栽培者全員の「プレミアムクオリティ基準」クリアを目的に、品質向上の肝となる生育中期の水管理について講習会を開催。
 講習会では、中干しの方法や気象条件に応じた今後の栽培管理ポイントを指導した。圃場では、参加者が稲の茎数や葉色などを確認し、中干しの最適なタイミングについて目合わせを行った。
 参加者は、猛暑における中干しの開始時期や実施期間などを把握することができ品質管理の認識を深めた。

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