現地の灌漑水田をみる/機械で拓くアフリカ農業(2)

一方、3日目に視察したのはヤムスクロ北のサカスにあるCORISAK(サカス米生産者組合)。ここは450ヘクタールを誇る灌漑地区で、1980年に灌漑圃場の整備が行われ、同地区に2つの生産者組合ができ、2009年に合併して現在の組織となった。組合員は325名でうち女性が68名。灌漑地区は4つの区画に分かれていて各区画は約100ヘクタールで米のみを栽培している。収量は概ね1ヘクタール当たり4トンで、中には同8トンの収量を誇る農家もいるという。農機については、少数の小型機械を所有しているが、耕うんや収穫などは外部の農機サービスプロバイダーに作業を委託。組合がプロバイダーに支払う収穫作業のサービス料金は1ヘクタール当たり約12万CFAフランだという。栽培している米の品種はコートジボワールで好まれている長粒種のGT11、CY2。これらの品種は非常に籾が落ちやすいため、収穫では汎用コンバインが活用されている。








