プロ向けの新型エンジンソー「MS400C-M」発売/スチール

(株)スチール(中山健太郎社長・栃木県河内郡上三川町多功2570の1)は24日から、林業プロ向けのエンジンチェンソー「MS400C―M」と、ハンドルおよびキャブレターにヒーティング機能を装備した「MS400C―MVW」を新発売する。STIHLが誇る技術力を結集した排気量60ccクラスの製品で、同社は先に発表した防護服シリーズ(9月8日付既報)関連の「安全をスタイルで決めよう」に続いて、今年のチェンソーシーズンの本格始動に合わせ、林業界の活性化を図る新製品と位置づけ、拡販に意欲を示している。
同機は、「60ccクラスのチェンソーとして極限の性能を実現した」(同社)というように、従来モデルのMS362C―Mと比べ、パワーウェイトレシオ(エンジン出力を本体重量で割った値。低い数値になるほど軽い機体で大きな力を発揮することを意味する)で12%もの性能向上を図った。さらに、進化したエンジン管理システム「M―Tronic3・1」を搭載することで、加速力は世界初のインジェクション方式チェンソーMS500iにも匹敵する能力を獲得、枝払いなどの加速力が求められる作業で圧倒的な効率性をもたらしている。
また、(1)新設計のマフラーで温度上昇とピストン焼き付きリスク低減(2)大型フライホイールにより冷却性能をアップ(3)高品質マグネシウム製ファンハウジングで耐久性を強化―などの機能を備え、夏場、冬場でもスムーズなエンジン始動を実現。
(4)グリップ、リアハンドルの形状は人間工学に基づいた設計で、操作性と疲労軽減を追求。その結果、突っ込み切りの際にチェンソーを脚部にしっかりと固定でき、安定した操作を可能とし、滑りにくく力の伝達がスムーズなため切断精度と安全性が向上した。
加えて(5)本体底部には最適化されたリブパターンを採用。丸太上での滑りがよくなり、枝や樹皮の引っかかりを防止。(6)作業後の清掃が容易でメンテンナンス時間の短縮にもつながるなど、数多くの特徴を有している。
MS400C―Mの希望小売価格は23万1000円(税込み)と、MS362C―Mと同水準に抑えており、従来50ccクラスを使っていた林業プロにとっては、60ccクラスへのステップアップを促す設定にもなっている。
同機の主な仕様は次の通り。
▽型式=MS400C―M・ガイドバー50センチ( )内はMS400C―MVW
▽エンジン排気量=62・6cc▽出力=3・9キロワット▽重量=5・5キロ(5・8キロ)▽パワーウェイトレシオ=1・41キロ/キロワット(1・49キロ/キロワット)▽最大トルク=4・3N▽音圧レベル=107デジベル(A)▽音響レベル=116デジベル(A)▽振動値(左右)=4・5/4・4m/2
MS400C―MVWの希望小売価格は税込みで24万4200円。









