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令和7年9月15日発行 第3567号 掲載

本社工場に空調システム採用/諸岡

 (株)諸岡(諸岡昇社長・茨城県竜ケ崎市庄兵衛新田町358)は8日午後に本社で会見し、本社工場に新たにガスエンジンを使ったヒートポンプサイクルによる冷・暖房システムを導入、16日から本格稼働することを業界メディアに公開するとともに、企業の責務として、職場環境の改善、環境への対応などにより注力していく姿勢を示した。真夏日となった同日、西日が当たる屋外はまさに猛暑の辛さを余儀なくされたが、空調が効いた工場内は体感でマイナス10度ほどの心地よさで、自然汗も引いた。現場で働く従業員からは「最高です」の声が聞かれた。
 会見には諸岡正美会長、若井光浩常務と、設備導入のプランニングから施工協力・稼働に至る実務に当たった吉田晃洋係長、根本泰誠副主任が出席。
 初めにあいさつした諸岡会長は、夏場の暑さが過去最高となった今年の状況を踏まえ、ものづくりにとっても厳しい環境下での作業となっており、企業の責務として従業員に対する安全配慮義務には最大限を尽くさなければいけないと述べ、また、人的資本経営=エンゲージメント向上を図る上でも職場環境の改善は不可欠であることを強調。「快適な環境の下、品質の高い製品を効率的に生産するためにも必要な措置」と話し、8月末からの半稼働状況でも期待通りの効果が上がっていると指摘した。加えて地球温暖化防止、脱炭素化などの環境対応にも熱心に取り組む同社の方針に即し、ガスヒートポンプはエネルギー消費量やCO2排出量、ランニングコストの削減、運転音低減などの効果があり、その面での導入メリットは大きいと、本格稼働後のムダの削減、環境への貢献にも期待を寄せた。
 同システムを供給したヤンマーエネルギーシステム(株)によるガスヒートポンプ(GHP)と電気モーターヒートポンプ(EHP)との比較では、GHPのほうが1次エネルギー消費量5・1%削減、CO2排出量14・5%削減、ランニングコスト10・7%削減などの利点を掲げている。
 吉田係長は、組み立て中の機械を吊り上げるクレーンと室内機との配置などが苦労だったと振り返りつつ、工場現場を預かる白田凌平課長の快適さを表す言葉、あるいは「この環境は最高です」などのコメントに「苦労した甲斐があった」と喜びの表情をみせた。
 若井常務は、本格稼働後の工場見学を積極的に受け入れる方針を示した。

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