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令和7年9月15日発行 第3567号 掲載

農業景況DIは微減/日本農業公庫・令和7年上期まとめ

 (株)日本農業公庫は11日、融資先の担い手農業者を対象に実施した「農業景況調査(令和7年7月調査)」の結果概要を取りまとめて公表した。
 それによると、令和7年上半期の農業景況DI(実績)は6・6となり、6年実績から3・9ポイント低下するもプラス値を維持した。
 業種別では稲作・畑作・露地野菜・施設野菜・施設花きを除く全業種で改善。特に茶44・6(前年△3・0)や酪農(北海道)13・5(同△28・2)、酪農(都府県)3・6(同△29・7)、採卵鶏34・0(同△41・2)などで大幅に上昇してプラス値に転換した。キノコ17・7(同4・8)や養豚14・6(同4・7)なども上昇、果樹△2・0(同△4・1)は微増に留まった。
 対して、稲作(北海道)34・4(同64・8)や稲作(都府県)33・5(同50・8)などはプラス値を維持しつつも大幅に下降。露地野菜△5・8(同7・3)や施設野菜△9・0(同5・1)などはマイナスに転じた。施設花き△43・9(同△36・5)はマイナス値が増加した。
 一方、令和7年通年見通しの景況DIをみると、農業全体では7・0となり、7年上半期実績に比べ0・4ポイント増とほぼ横ばいで推移し、プラス値が継続する見込みとなった。業種別では明暗が分かれ、稲作は北海道が22・3に低下、都府県は38・1に上昇する見込み。畑作は△47・7、露地野菜は△9・7に下落。施設野菜は△3・3、茶は54・1に回復の見通し。果樹は△2・3、施設花きは△42・5とほぼ横ばい。キノコ△3・3や酪農(北海道)10・3、採卵鶏22・8は下落する見込みとなった。
 設備投資については、令和7年に「設備投資予定あり」とする比率が60・2%となり、6年から7・0ポイント上昇した。耕種では稲作(都府県)76・5%、畜産では養豚61・8%が最も高くなった。その他、稲作(北海道)70・9%や畑作57・6%、露地野菜55・4%、施設野菜55・2%、果樹52・0%など、過半数が「設備投資予定あり」とする業種が多い。一方、肉用牛38・3%は他業種に比べて低くなった。
 「設備投資予定あり」と回答した先のうち、 52・9%が昨年に比べ設備投資額が「増加する」と回答している。
 また、7年上半期の販売単価DI33・6は令和6年実績から13・6ポイント低下するも、プラス値が継続した。業種別では、稲作(都府県)73・6や採卵鶏68・5などで大幅なプラス値となったほか、茶65・3や酪農(北海道)64・4などでプラス幅が拡大。
 7年上半期の生産コストDI△74・0は、6年実績から5・4ポイント上昇したものの、依然として大幅なマイナス値が継続する結果となった。業種別でも、全業種で大幅なマイナス値になった。
 7年上半期の資金繰りDI△1・5は令和6年実績からほぼ横ばいで推移した。業種別では稲作(北海道)26・4や稲作(都府県)24・8、採卵鶏30・4などで大幅なプラス値となった。7年見通し△7・3は7年上半期実績から5・8ポイント低下し、マイナス値が拡大する見込みとなっている。
 他方、雇用状況DI△36・6については、令和6年実績からほぼ横ばいとなり、マイナス値が継続した。

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