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令和7年9月15日発行 第3567号 掲載

電気乾燥機、海外でも導入進む/大紀産業

 食品乾燥機の専門メーカー・大紀産業(株)(安原宗一郎社長・岡山県岡山市北区清心町3の3)は、電気乾燥機「E―20HD―S(標準品)」及び「E―20HD―PRO(全自動型)」の2機種を今年5月から発売。以来、既存の電気乾燥機シリーズとともに「様々な食材を効果的に乾燥でき、新たな価値をもつ商品ができる」と好評を博している。
 新製品は乾燥室内温風を従来の片側吹出方式から両側吹出方式に変更し、かつ熱効率を追求した熱源ユニットを搭載。消費電力を従来製品から約1割削減し、操作ボックスは全てデジタル表示にした。一方、全自動型は新製品の液晶タッチパネルPROを搭載。これには同社独自の作物別12種類のオリジナル乾燥プログラムが標準搭載されており、最大30パターンまで記憶する。
 その他の主な特徴は次の3点。(1)静音設計で低騒音シロッコファン採用(2)より操作しやすく、見やすいダンパー調整(従来品は乾燥機側面にあった)(3)自由に移動しやすいキャスターを標準搭載。
 同社は新製品の開発コンセプトについて「最近の電気代高騰を踏まえ、従来の電気乾燥機40キロタイプを、さらにランニングコストを低減すべく、乾燥室内温風構造を見直した。これにより省電力化と乾燥時間短縮化の両方を実現した」とする。
 また、新製品の販売想定先としては「三相200ボルト仕様で規格外品の農産物を利用し、大量に乾燥物を作りたい大規模農業生産者、農業生産法人、食品加工メーカー向けに対応した商品です」とする。
 同社の電気乾燥機「Eシリーズ」は、6次産業化に取り組む個人・大規模農家や食品メーカーによる導入が進み、高い技術に裏打ちされた製品は国内のみならず東南アジア、米国、中国、スーダン、ケニアなど、海外でも好評を博し普及が進んでいる。最近ではジビエやペットフードの分野でも導入が進んでいる。
 新製品の希望小売価格は、「E―20HD―S(標準品)」が100万円(消費税・運送費別途)、「E―20HD―PRO(全自動型)」が130万円(同)。
 問い合わせは同社(TEL086・252・1178)まで。

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